制作・出演 : ヨハネス・ブラームス
その高い音楽性から、ヴァイオリン、指揮ともに欧米でも高い評価を受ける三浦文彰が、トッププレイヤーが集結したドリームオーケストラと共に、伝統的なブラームス演奏の素晴らしさを新たに提唱し、聴衆に音楽の本質的な感動とは何かを問う、意欲的なアルバムが誕生します。 三浦文彰が望む伝統に基づくブラームス演奏の継承に共鳴するARK PHILHARMONICのうねるような熱演と、高木綾子をはじめとする日本を代表するソリストの世界最高峰の妙技が深い感動を呼び起こします。
世界に羽ばたく俊英ふたりが奏でる鮮烈なブラームス ともに2016年、ふたつの国際コンクール(モントリオール国際コンクール/フランツ・リスト国際コンクール)で第一位を獲得した若きヴィルトゥオーゾ、辻彩奈と阪田知樹。2020年からデュオとして全国各地で公演を行い、表情豊かで鮮度の高いデュオを聴かせてきた。 深化著しい二人が触発し合って生み出す音楽は、各方面より熱狂的な称賛をもって迎えられた。 自由闊達でイマジネイティヴな音楽を紡ぎだす辻、作曲や編曲でも頭角を現す阪田……ともに若くして唯一無二の音楽性を発揮してきたふたりの音楽家が、折に触れて取り上げてきたブラームスの3つのヴァイオリンとピアノのためのソナタをセッション・レコーディング。 「雨の歌」の副題を持つ第1番、ロマンティックで愛らしい明るさを持つ第2番、愁いを帯びた激しさを持つ第3番を、俊英二人がフレッシュに歌い上げる。 ふたりの公演でアンコールとしてしばしば演奏され、問い合わせも多いパラディスの「シチリアーノ」も収録。
ヴァイオリン・ソナタ史上に燦然と輝くブラームスの傑作ソナタを、日本を代表するふたりが共演しセッションレコーディングを敢行! お互いの音楽性への共鳴と並外れたテクニックから生み出されるブラームスは、 聴くものに深い感銘をもたらす、他には類を見ない世界最高レベルの名演となりました。 数多い同作の中でもベスト演奏のひとつと言っても過言ではない歴史に残る名盤の誕生です。