制作・出演 : ヨーヨー・マ
カストロ・ネヴィスにアサド兄弟にジスモンチらのブラジル勢のほか、キューバ勢のパキートも駆けつけ、舞台はゴージャスでラグジュアリー。ヨーヨー・マのファンばかりでなく、ブラジル音楽ファンにも待望の作品だろう。名歌や佳曲が美しい洗練の色を帯びた。
19世紀末のパリの魅惑的な調べが詰め込まれたアルバムである。ヴァイオリンの名品をチェロで演奏しているが、「どうです、こんなに弾けるんですよ」というように、名技性を誇示するような趣はさらさらなく、マの真摯で含蓄に富んだ音楽づくりが心地よい。★
ベーシストで作曲家のメイヤーが、自作と19世紀半ばに活躍したボッテシーニの作品を組み合わせたディスクである。小回りが利かない低音楽器から流麗で楽天的な音楽を引き出すメイヤーの妙技に加え、気の合った仲間たちとの絶妙のアンサンブルが心地よい。
このCDを聴いて感じるのはヨーヨー・マの並はずれたテクニックと描写力。確かに曲を書いたのはジョン・ウィリアムズだが、それを聴き手の心に染み入るような“声”にまで昇華するヨーヨー・マの凄さ。「エレジー」聴けば、そのことがよくわかるはず。
ヨーヨー・マのライフワークともいうべきシルクロード・プロジェクトをCD化したアルバム。若手音楽家や作曲家たちとともに東洋と西洋の交流を探求し、新たな創造を生み出している。
ヨーヨー・マの80年代の名盤が価格を下げて再登場。この「ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集」は、2度の「無伴奏チェロ組曲」と並ぶヨーヨー・マの代表的なバッハ演奏である。
ヨーヨー・マの80年代の名盤が価格を下げて再登場。エルガーのチェロ協奏曲はヨーヨー・マの得意のレパートリー。完璧なテクニックに裏打ちされたスケールの大きな演奏が楽しめる。
ヨーヨー・マの80年代の名盤が価格を下げて再登場。盟友・小澤征爾との共演で鮮明な「ドン・キホーテ」を描く。シェーンベルクの協奏曲は、18世紀のモンのチェンバロ協奏曲を編曲したもの。
ヨーヨー・マの80年代の名盤が価格を下げて再登場。比較的演奏されることの少ない英米の20世紀のチェロとオーケストラのための作品が収められている。ここでもヨーヨー・マは完璧な演奏を披露。