制作・出演 : ラファエル・クーベリック
バルトーク:管弦楽のための協奏曲/マルティヌー:ピアノ協奏曲第5番/ストラヴィンスキー:サーカス・ポルカ/ロシア風スケルツォバルトーク:管弦楽のための協奏曲/マルティヌー:ピアノ協奏曲第5番/ストラヴィンスキー:サーカス・ポルカ/ロシア風スケルツォ
20世紀の巨匠シリーズ::ドヴォルザーク:スターバト・マーテル/ハイドン:戦時のミサ20世紀の巨匠シリーズ::ドヴォルザーク:スターバト・マーテル/ハイドン:戦時のミサ
制作・出演
アンナ・レイノルズ / エディット・マティス / エルジー・モリソン / エルマー・シュローター / ジョン・シャーリー=カーク / ペーター・ヴィッチュ / マージョリー・トーマス / ラファエル・クーベリック / ヴィエスワフ・オフマン三人の愛児を相次いで失ったドヴォルザークの深い悲しみの底から生まれた傑作を、録音時は後のビロード革命など知る由もなく、亡命先で祖国愛を紡ぎ上げたクーベリック。音楽的な洗練さと高度な技術で応えたミュンヘンの音楽家たちとの充実のコラボレーションだ。
ワーグナー:序曲・前奏曲集ワーグナー:序曲・前奏曲集
制作・出演
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / カール・ベーム / バイエルン放送交響楽団 / バンベルク交響楽団 / ヘルベルト・フォン・カラヤン / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / ラファエル・クーベリック / ワーグナークーベリック至高の芸術1::モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」/第36番「リンツ」クーベリック至高の芸術1::モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」/第36番「リンツ」
今となっては多少重ったるい気がしなくもないが、ことさら特別なことをするでもなく、穏やかで自然体のモーツァルトが聴かれる。しかし聴いているうちに、どこか不思議な懐かしさが込み上げてくるのも事実で、それはこのコンビならではのものかもしれぬ。
クーベリック至高の芸術2::モーツァルト:交響曲第38番「プラハ」/交響曲第39番クーベリック至高の芸術2::モーツァルト:交響曲第38番「プラハ」/交響曲第39番
クーベリックが約20年にわたって音楽監督を務めた手兵バイエルン放響とのモーツァルト“後期6大交響曲集”からの分売。おおらかな温かさと誠実さに満ちたジェントルなモーツァルトである。録音当時66歳だったクーベリックの円熟の境地が味わえる。
クーベリック至高の芸術3::モーツァルト:交響曲第40番/交響曲第41番「ジュピター」クーベリック至高の芸術3::モーツァルト:交響曲第40番/交響曲第41番「ジュピター」
端正で美しいモーツァルトが、ここにある。何か特別なことをしているわけでなく、丁寧に一音一音を紡いで織り上げているだけだが、出来上がったものは、肌理が細かく陰影に富んだ微妙な美しさを持っている。プロの仕業だなあ。聴くほどに味わい深さが増してくる。★
クーベリック至高の芸術4::シューマン:交響曲第1番「春」/交響曲第2番クーベリック至高の芸術4::シューマン:交響曲第1番「春」/交響曲第2番
最充実期のクーベリックが手兵バイエルン放送響と残したシューマン。ゆったりとしたテンポで進められるが、音楽が剛毅で折り目正しく、まったく弛緩しない。まさにドイツ音楽というべき演奏。オーケストラの渋めの音色も作品によく合っている。
クーベリック至高の芸術5::シューマン:交響曲第3番「ライン」/交響曲第4番クーベリック至高の芸術5::シューマン:交響曲第3番「ライン」/交響曲第4番
クーベリックにとってのベスト・コンビネーションは、晩年に再会したチェコ・フィルでもなく、ミュンヘンのこのオケ以外にないと今さらのように確信される。古風で少々さびれた典雅さが古いドイツの空気感を表出させる、説得力あふれるシューマンは逸品。
ジョコンダ・デ・ヴィートの芸術ジョコンダ・デ・ヴィートの芸術