最高の音で楽しむために!
ソロ楽器としてのオルガンの可能性を果敢に押し広げたラリー・ヤングのアルバム。60年代にブルーノートに残した作品は極めてオリジナリティが高く、コルトレーンのスタイルを取り込んだとも言われた。
ビートルズの名曲を採り上げるなど、選曲上の魅力も手伝ってグラント・グリーンの人気盤となっている1965年のレコーディング。聴きやすさと奥深さを兼ね備えた、万人向けの傑作だ。