制作・出演 : ロッシーニ
ロッシーニ:歌曲集ロッシーニ:歌曲集
ロッシーニは37歳でオペラの筆を置き、晩年はサロンのために歌曲を書いていた。このディスクに収められている歌曲もその頃のものがほとんどで、しみじみとした情感の伝わるものが多い。丁寧な出来だが、もう少し声にロッシーニに合った明澄さがほしい。
序曲名曲集<天国と地獄〜ウィリアム・テル序曲名曲集<天国と地獄〜ウィリアム・テル
この手の作品演奏に関して、レニーはよくカラヤンと比較されて文句をつけられたものである。確かに演出力という点ではカラヤンの足元にも及ばなかったと思うが、明るい曲で示される天衣無縫な躍動感は、欧州系の指揮者にはない魅力だった。