制作・出演 : ロンドン交響楽団
制作・出演
エリザベス・コンネル / カリータ・マッティラ / クラウディオ・アバド / ジョン・アレイ / ハンス・ペーター・ブロッホヴィッツ / メンデルスゾーン / ロンドン交響合唱団 / ロンドン交響楽団ロンドン響の音楽監督就任直後、50歳頃のアバドによる録音。気力・体力ともに充実していた頃の、覇気に満ちた推進力のある演奏を聴くことができる。本盤は、序曲を除いた交響曲のみのセット。
メンデルスゾーンの『序曲集』に、交響曲全集に収録されていた弦楽八重奏曲からの「スケルツォ」を追加したセット。メンデルスゾーンの主要な序曲が網羅されており、アバドの躍動感に満ちた演奏が満喫できる。
制作・出演
アントン・グァダーニョ / アンブロジアン・オペラ男声合唱団 / エリザベート・バインブリッジ / チャールズ・マッケラス / トーマス・アレン / プッチーニ / モンセラ・カバリエ / ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 / ロンドン交響楽団国内外の数々のフィギュア・スケート選手たちが演技の時に使用する楽曲を集めたコンピ・アルバム。有名曲+人気曲が多数収められているので、入門者向けのクラシック・コンピとしても楽しめる。
60〜70年代にかけてカラスの後継者と目され、ベルカント・オペラに名唱を繰り広げたスペインのソプラノ、カバリエの全盛時に録音されたアリア集。的確な表現力と柔軟な声が堪能できる。
デュメイが初めて本格的に協奏曲に取り組み、高い評価を得た一枚。デュメイの美音と豊かな表情がほとばしるロマンティックな表現が、この2大名曲の魅力を引き出している。
制作・出演
AndrewHaveron / JeanyiKim / RobinBrightman / カルミネ・ラウリ / ナイジェル・ブロードベント / マーラー / レノックス・マッケンジー / ロンドン交響楽団 / ワレリー・ゲルギエフいかにもライヴらしく、前へ前へと突き進む。そのほとばしるエネルギーは“悲劇”を力でねじ伏せ、勝利へと導くような様相さえ感じさせる。第4楽章もものすごい迫力だが(音量を上げすぎないように)、第2楽章の非常にていねいな作りも印象的だった。
制作・出演
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / エヴァ・ケラー / ジェイムズ・レヴァイン / ズービン・メータ / ニューヨーク・フィルハーモニック / プッチーニ / プラシド・ドミンゴ / メトロポリタン歌劇場管弦楽団 / レナード・バーンスタイン / ロンドン交響楽団世界のオペラ・シーンをリードし、3大テノールの1人としても人気を誇るプラシド・ドミンゴのベスト2枚組。ソニー・クラシカルに1970年代から約30年にわたって録音した音源からセレクト。1枚目には有名オペラからきわめつけの名アリアを収めており、2枚目にはその幅広い活躍ぶりに驚くしかないポピュラー(サルスエラ、ラテン・レパートリー、サントラ)編を収録した、豪華2部仕立てとなっています。共演者にレナータ・スコット、ボー・スコウフス、ジョン・デンヴァー、モーリン・マクガヴァンといった豪華スターたちを迎えています。ドミンゴの一番輝いていた時期の録音だけに、世紀の名テナーの貴重な永久保存盤2枚組といえるでしょう。
制作・出演
T.ガルセス / ウィーン交響楽団 / オレグ・カエターニ / ジュゼップ・マリア・アルピステ / ジョナサン・テュニック / バルセロナ・リセオ歌劇場管弦楽団 / ホアン・カザス / ホセ・カレーラス / リチャード・ロジャース / ロンドン交響楽団3大テノールの一人、カレーラスが歌う十八番のオペラ・アリアとミュージカル・ナンバー、歌曲で構成されたまさに彼の魅力を凝縮した「カレーラス・ベスト」です。
制作・出演
ザ・ボストン・ポップス・オーケストラ / ジョン・ウィリアムズ / スカイウォーカー・シンフォニー・オーケストラ / タングルウッド祝祭合唱団 / トゥーツ・シールマンス / ピッツバーグ交響楽団 / ヨーヨー・マ / ロンドン交響楽団映画音楽の世界に燦然と輝く巨匠、ジョン・ウィリアムズ。そんな彼が長いキャリアの中で手がけてきた様々な映画音楽の聴き所ばかりを集めた究極のベスト・アルバム。ジョン・ウィリアムズの代名詞的作品である「スター・ウォーズ」を始めとする、ジョン・ウィリアムズのすべてが分かる2枚組です。
ロシアから彗星のように現れたベルマンの全盛期の録音。ラフマニノフの協奏曲での壮大なスケール感を持った演奏が、爽快な聴後感を味わわせてくれる。ほかは、聴衆を熱狂させたカーネギーでのライヴ録音。
制作・出演
アグネス・バルツァ / エヴァ・マルトン / タリス室内合唱団 / ハンガリー放送交響楽団 / パール・コヴァーチュ / プラシド・ドミンゴ / ホセ・カレーラス / ロンドン交響楽団 / ヴェルディカレーラスのデビュー50周年を記念した2枚組ベスト・アルバム。イタリア・オペラを中心としたオペラ・アリアをDISC1に、ミュージカルや歌曲、スペイン民謡などをDISC2に収録している。
制作・出演
エドウィン・パリング / サウスエンド少年合唱団 / ジャネット・ベイカー / マイケル・クラッブ / マイケル・ティルソン・トーマス / マーラー / モーリス・マーフィ / ロンドン交響楽団 / ロンドン交響楽団合唱団多くはないティルソン・トーマスのマーラだが、いずれの録音も優れたマーラーを聴かせている。この第3番も長さを感じさせず、精緻で複雑なスコアを明晰なサウンドで展開。歌曲もまた素晴らしい。
歌・アレンジ・伴奏、きわめて本気度の高いアルバム。ゲスト歌手も選曲も、もったいないまでの充実ぶりに、聴き手は破顔。適度に地域色が薄められて普遍的な歌唱は、その土地に縁もゆかりもない聴き手の心にも等しく語りかける。音楽の力、生きてて良かった!
これは待望のアルバムである。キーシンの協奏曲ものはエキサイティングになるのは必定。結論から言えばそれ以上の出来。というかキーシンの芸域はさらに深みを増した印象がある。演奏における風格と興奮は必ずしも共存しないものだが、このベートーヴェンにはそれがある。いわば巨匠的な絶対的価値観や品格に、聴き手の誰をも引き込ませずにはおかない鮮烈な表現が加味されている。もはや現代では鬼に金棒。とりわけ第1番、そして第3番と第4番が素晴らしい。しばらくはこれを凌ぐ全集など考えられなくなる。
「惑星」は、この曲の名演として、いまだに輝きを失っていない録音。ボールトすでに78歳での晩年のものながら、この曲の神秘的な美しさを最大限に描き出している。「エニグマ変奏曲」が入っているのも魅力だ。
バッハは基本的には古楽器奏法を取り入れたものだが、特にそれぞれの第2楽章が異色。極端な弱音から、ヴィブラートをいっぱいにかけた妖艶な雰囲気まで演出。ムターに捧げられたグバイドゥーリナの新作(世界初録音)は、彼女の個性にぴたりの曲。音質優秀。