制作・出演 : 佐藤美枝子
制作・出演
エヴァ・ウルバノヴァ / カテジーナ・ヤロフツォヴァ / チェコ・ナショナル交響楽団 / ブルノ・チェコ・フィルハーモニー合唱団 / ペトル・フィアラ / マーラー / ヤン・ハーズネル / リボル・ペシェック / 佐藤美枝子ペシェック&チェコ・ナショナル響のマーラー・シリーズの第3弾は交響曲第4番。ペシェックの指揮は、音楽の流れがよく、作品にふさわしい繊細な表現をする。独唱を務める佐藤美枝子は成熟度を増した美しい歌声で丁寧な歌唱を聴かせる。
タイトルどおり、耳に残る美しいメロディや口ずさみたくなるリズムに彩られた楽曲を厳選したクラシック・コンピレーション。一流の演奏家を揃えた、贅沢な4枚組となっている。
佐藤美枝子が世界に飛躍するきっかけは98年のチャイコフスキー国際音楽コンクール優勝だった。くすんだ音色を持つ佐藤の声は、この作曲家のほの暗い叙情を表現するのにもってこいである。聴く者を惹きつける強い集中力を持った歌唱として高く評価したい。
お通夜や告別式、お葬式のときに流すのにふさわしい楽曲を集めた一枚。クラシックを中心に、日本の唱歌やヨーロッパの民謡なども収録。お葬式だけでなく、お別れ会などにも使えそうだ。
佐藤美枝子が実力を遺憾なく発揮するアリア集。高音の輝きはそのままに、声の力強さを増してきた彼女にとって、まさに打って付けのプログラムである。コロラトゥーラの諸役は言うに及ばず、パミーナやミカエラなどのリリカルな役における感情表現も見事だ。
澄んだソプラノで歌われる「千の風になって」。新井満の訳詞と作曲でブレイクした歌が装いも新たに心を打つ。コロラトゥーラの高音が大空に舞い上がり死者の霊と爽やかに語り合うようだ。日本歌曲は2001年の録音。真摯な歌唱は今も鮮烈で聴きごたえ十分である。
制作・出演
ジャック・ランスロ / チェコ・ナショナル交響楽団 / ベルリン室内管弦楽団 / マルチェロ・ロタ / モーツァルト / リボル・ペシェク / 佐藤美枝子 / 厳本真理弦楽四重奏団 / 東京ゾリスデンモーツァルトの生誕250年を記念して組まれたセット。オーケストラ曲はすべて新録音で、いずれもフェイド・アウトなどはなし。主要楽曲はすべて網羅し、クラシック初心者にも十分に楽しめる内容となっている。
98年のチャイコフスキー国際音楽コンクールの優勝者であるソプラノの佐藤美枝子が、満を持して録音したチャイコフスキー歌曲集。深みを増した声に、大きな成長と自信が感じられる。チャイコフスキーのロマンティックな旋律を満喫できる。
無学な私は“ソナチアン”って何だと一瞬思った。ま、それは例の『冬ソナ』ファンのことだと分かったが、この盤はそのドラマの各シーンに使われた音楽を集めたもの。基本的に濃い口でロマンティックな癒し系音楽。これで純愛にチャレンジ!!
シューベルトの子守歌をはじめとして、赤ちゃんのための優しい音楽が集められたオリジナル・アルバム。工藤重典、加藤知子、林峰男らが参加。池辺晋一郎の新曲を佐藤美枝子が歌っている。
佐藤美枝子がチャイコフスキー・コンクールに優勝したニュースは近頃ない驚きと喜びであった。本選で歌った「ルチア」以下モスクワで披露した曲からは比類ない実力がひしと伝わってくる。この高音を聴くだけでぞくぞくするような興奮を覚えることうけあいだ。