制作・出演 : 加古隆
加古隆がフランスでデビューしてから50年を記念し、 日本帰国後に手がけてきた数多くの映画、ドラマ、CMなど映像作品のための音楽を集成した記念盤! 収録トラックは一部を除き初出の音源を収録しています。 現代音楽作曲家、パリ時代のフリージャズ・ピアニストとしての活躍を経てたどり着いた、 「ピアノの詩人」とも称される加古隆ならではの様々な映像作品のための美しい音楽をお楽しみください。
代表作でもある『映像の世紀』の音楽を加古隆クァルテットのために再構築! 「パリは燃えているか」をはじめとする名作の数々が、 凛とした美しい加古隆ならではのピアノと、 透明感と抒情性が調和した理想的な弦楽の響きによって、新たな感動を生み出します。
日本を代表する世界的アーティストの名盤がごっそり集結! まさに究極! 邦人演奏家・オーケストラを主体とした“ベスト100”シリーズ。本作は、竹本泰蔵指揮、奥村愛(ヴァイオリン)、 加古隆(ピアノ)、オーケストラ・アンサンブル金沢の演奏による、加古隆の「ポエジー」他を収録したアルバム(2006年、2007年録音)。 <収録内容> 01. ポエジー 02. リバーダンス キャスリーン伯爵夫人/妖精の女たち 03. リバーダンス 太陽を巡るリール 04. シェトランド・エア 05. バンジョーとフィドル 06. ヴァイオリン協奏曲第1番 第2楽章 07. ガブリエルのオーボエ 08. タンティ・アンニ・プリマ 09. 明日への遺言 10. 黄昏のワルツ 11. 愛のあいさつ <ボーナス・トラック>
最高の音で楽しむために!
発売元
株式会社アートユニオン加古隆が新たに結成したクラシカル・アンサンブルのデビュー作。結成の経緯はライナーに詳しい。三人の弦楽器メンバーは、長い間にわたって加古と共演を続けてきた顔ぶれだけに、イメージの共有は完璧だ。ピアノ・ソロ同様の緩やかな音楽に、輪郭とうねりを加えている。ひたすらに美しい。
タイトル=コンセプトに沿って“静かでゆったりとした音楽”だけでまとめられた美しい一枚。本人によれば“非常にチャレンジング”なこの試みは、実は加古隆のスタイルにとても似つかわしい結果を生んだ。全12曲、印象派風のノーブルな響きにたっぷりと浸れる。
NHKスペシャル「映像の世紀」テーマ曲・・・誰もがあの曲だと感じられることでしょう。大人気のコンピレーションCD「イマージュ」や、そのライヴで活躍し、最近はフジテレビ系「白い巨塔」の音楽でも大きな脚光を浴びた作曲家・ピアニスト加古隆の映像音楽を集めた、ベスト盤ともいえる1枚です。非常に人気の高い「にんげんドキュメント」のテーマ曲、庵野秀明監督の映画「式日」の音楽など、贅沢なコンピレーションとなりました。
作曲家・ピアニスト「加古隆」がパリでの演奏家デビューを果たしてちょうど30周年にあたる2003年、今の加古隆を知るもの、昔の加古隆を知るもの、そして、今まで加古隆を知らなかったもの・・・。そのすべてに贈る、究極のアルバムの登場です!DSDマルチレコーディングによるハイブリッドディスク、欧の名門、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団とのフルオーケストラ共演など、パリ・デビュー当時の曲から30年の歩みがこの一枚にぎっしり詰まっています。
「風のワルツ」のタイトルどおり、人々に活力や勇気を与えるという3拍子のリズムに潜む魅力にスポットをあてた作品。葉加瀬太郎、GONTITIなど、豪華ゲスト参加。それらのテイストを十二分に盛り込んだ、今までにない様々な表情を見せる加古作品の新境地が拓かれています。
加古隆と奥村愛による「黄昏のワルツ」は美しい。ケルトの雰囲気たっぷりのフィドルの旋律では、奥村はじつに洗練された音楽を奏でる。SA-CDマルチで再生すれば、響きに包み込まれるような癒しの空間が現れる。いつまで聴いていても飽きない優秀録音だ。
国内のピアニストで、加古隆ほど越境し続ける存在はいないであろう。ジャズ、クラシック、現代音楽のフィールドを自由に行き来しつつ、他ジャンルの芸術家とのコラボレーションにも積極的。そんな加古の名を世界に知らしめたのが、今回リリースされた8タイトル。70年代半ばから80年にかけて、かつてのトリオ・レーベル(現ケンウッド)からリリースされたフリー・ジャズ時代の作品たちである。パリ在住時のデビュー作となる『パリ日本館コンサート』、自身の即興力をあますところなく示した『マイクロ・ワールド』、初リーダー作であり盟友・豊住との共演盤でもある『パッサージュ』、ECMでもリリースされたTOKのライヴ盤など、それぞれが才人の黎明期を刻んだモニュメンタルな作品。クリスタルな響きを持つそのプレイは、今あらためて聴いてみてもやはり新鮮だ。