制作・出演 : 北ドイツ放送交響楽団
RCA Red Seal THE BEST 9::ブラームス:交響曲第1番&第3番RCA Red Seal THE BEST 9::ブラームス:交響曲第1番&第3番
ヴァントの2種類あるブラームスの交響曲全集のうち、晩年のライヴ録音のもの。ドイツの伝統的なブラームス観が色濃く現れている演奏で、堅固な構築、雄大な推進力と、今や聴くことのできなくなった演奏が楽しめる。
EMI CLASSICS 決定盤1300 308::ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲/J.S.バッハ:前奏曲アレグロ・アッサイEMI CLASSICS 決定盤1300 308::ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲/J.S.バッハ:前奏曲アレグロ・アッサイ
オーソドックスながらも繊細な叙情美を抽出したベートーヴェンは、テンシュテットの重厚さと見事なバランスを保っている。カップリングされているバッハの無伴奏は、従来のケネディらしさが出たスリリングなもの。
モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番「ジュノム」&第21番モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番「ジュノム」&第21番
小菅の3作目で、初の協奏曲録音。第21番のカデンツァには自作を用いるなど意欲的だが、演奏そのものは決して奇を衒わず、シンプルに客観的に捉えたスタイルである。フォスターの伴奏はいかにもドイツといった味わいが色濃いもの。
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番&第24番モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番&第24番
録音のせいかピアノもオケも、ずっとフォルテで炸裂していくような感じがあるが、ともあれこれは、とてもスリリングでホット、そして刺激的な演奏だ。音の一つひとつにギラギラしたパッションが漲り、生々しい音楽が突進する。両者の共演がとてもいい。
MOZART BEST 1500 14::モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番・第25番MOZART BEST 1500 14::モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番・第25番
ミケランジェリの貴重な記録。ミケランジェリの研ぎ澄まされたピアニズムを堪能できる。特に微妙なタッチの差によって生み出される音色の多彩さは、驚嘆に値する。
マーラー:《さすらう若人の歌》《リュッケルトの詩による5つの歌曲》 ツェムリンスキー:《メーテルランクの詩による6つの歌曲》マーラー:《さすらう若人の歌》《リュッケルトの詩による5つの歌曲》 ツェムリンスキー:《メーテルランクの詩による6つの歌曲》
ザ・ラスト・レコーディング ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」/シューベルト:交響曲第5番ザ・ラスト・レコーディング ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」/シューベルト:交響曲第5番
モーツァルト:交響曲第39・40・41番 ハフナー・セレナード/6つのドイツ舞曲モーツァルト:交響曲第39・40・41番 ハフナー・セレナード/6つのドイツ舞曲
このヴァントのモーツァルトほど、立派で精緻な美しさにあふれているものはなかろう。希有の充実感である。しかも、編成がそれほど大きくないので、ブルックナーなどよりも音質がいいことも利点。さらに、今回のリマスターで音質はいっそう豊かとなった。