制作・出演 : 吉田桂一
デイズ・オブ・バードデイズ・オブ・バード
テナー・サックスの川嶋がアルト・サックスのチャーリー・パーカー生誕90年を祝って吹き込んだトリビュート作。スタイルはかなり違うものの、こうやって聴いてみるとあちこちでパーカーの痕跡が認められる。そこにパーカーの偉大さが偲ばれる。
Just SingJust Sing
男性ジャズ・ヴォーカルをリードする貴公子、ポニーキャニオン移籍第1弾。日本の精鋭から成るビッグバンドをバックに、永遠のラブ・ソングをスウィートなヴェルヴェット・ヴォイスで歌い上げる。ショービズの優雅で華やかなムードを湛えたお洒落なアルバム。
オール・オブ・アスオール・オブ・アス
リーダーの渡辺文男はなんと69歳。年齢を感じさせないファンキーなドラムが印象的だ。吉田桂一のピアノはゆったりとしたグルーヴで渡辺と完璧マッチ。佐々木悌二のベースが二人を結びつける。大人の男のジャズだ。録音も生々しく聴く者に迫ってくる。
ミュージック・フォーエバーミュージック・フォーエバー
ハード・バップを信奉するピアニスト、吉田桂一の初リーダー作。吉田は63年生まれ。最もソニー・クラークから影響を受けた。これは10年近く続けているレギュラー・トリオによる録音。彼の演奏を聴くと、ハード・バップをこよなく愛していることがわかる。
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