制作・出演 : 吉田美奈子
78年に発表されたアルファ時代の名盤を復刻。カリフォルニア録音でジーン&ビリー・ペイジがプロデュース、デヴィット・T・ウォーカーら豪華なサポート陣を迎えた、ソウル・ファンクの傑作。
吉田美奈子のアルファ第2弾となった80年作品が待望の復刻。初のセルフ・プロデュース作品で、松木恒秀、岡沢章、清水靖晃、マイク・マイニエリほかが参加。一人多重録音コーラスも聴きどころ。
吉田美奈子のアルファ第3弾となった81年作品が待望の復刻。本人出演のマクセル・カセットCM曲「ブラック・アイ・レイディー」をフィーチャー。当時“ファンクの女王”と呼ばれた名盤。
吉田美奈子のアルファ第4弾となった82年作品が待望の復刻。東京とニューヨークで録音され、ブレッカー兄弟、デヴィッド・サンボーン、ジョン・ファディスほかが参加したレア・グルーヴ名盤。
吉田美奈子のアルファ時代最後のアルバムとなった83年作品が待望の復刻。六本木ピット・インでのライヴ音源に、あとからホーンなどを加えるという方法で制作された、異色のライヴ・アルバム。
千年殺し的な作品だから、僕みたいにちょっと鈍い人間には初めはピンとこないかもしれない。でも、じっと静かに耳を傾け続けるとかすかに彼女の命の息吹が聞こえてくる。そしてそれが段々と増幅していく。そんな快感に満ちた、5年ぶりのアルバムである。
《RCA名盤選書》シリーズの1枚。RCAレーベル第1弾、75年発表作品。佐藤博のアレンジも秀逸だが、なんといっても「わたし」や「チャイニーズ・スープ」などで聴かせるヴォーカルが圧巻。
吉田美奈子の代表作といえる76年4月発表のアルバム。矢野顕子、細野晴臣、大滝詠一、山下達郎らの曲を、作曲者の求めるヴォーカル・スタイルで歌っているようで、それだけバリエイションのある構成になっている。ちょいと笑いをさそうところもある。
全曲、自作曲を聴かせる77年発表作品。ヴァリエーション豊かな『フラッパー』に比べ、サウンドも一本筋の通った統一感が素晴らしい。プロデュースも本人と山下達郎が担当している。