制作・出演 : 坂井紅介
津軽弁ジャズ〜ジャズだが?ジャズだじゃ!津軽弁ジャズ〜ジャズだが?ジャズだじゃ!
ジャズのスタンダードに津軽弁の歌詞を当てはめるという実に大胆な企画も、いざ聴いてみるとすんなり聴けてしまう不思議。これは津軽弁の響きもさることながら、香川出身の伊藤君子による方言習得力によるところも大。名盤と珍盤の間で永遠に揺れ続けるだろう。
マイ・フェイヴァリット・シングスマイ・フェイヴァリット・シングス
デビュー作を上回る出来。正攻法でじっくり歌いきる力量に圧倒される。ハンク・ジョーンズはさすが。オマー・ハキムのシャープなドラミングも鮮やか。日野皓正も2曲にゲスト参加している。SA-CDハイブリッド盤による、音質の素晴らしさも特筆もの。
ライヴ・アット・ベイシー 〜ウィズ・ハンク・ジョーンズ〜ライヴ・アット・ベイシー 〜ウィズ・ハンク・ジョーンズ〜
生ける伝説と呼んでも差し支えないハンク・ジョーンズを伴奏につけ、臆することなく威風堂々と歌える女性シンガーは、今や国内ではこの人くらいなんじゃないか。ライヴ盤とはいえ、余計なガヤもないし、ドラムレスなので歌もピアノもじっくりと聴けます。
STANDARDS gift 〜土岐麻子ジャズを歌う〜STANDARDS gift 〜土岐麻子ジャズを歌う〜
元Cymbalsの女性ヴォーカリストによるジャズ・カヴァー・アルバムの第3弾。父である土岐英史や大石学、セシル・モンローらのバックアップで、スタンダード5曲とビートルズ、スタイリスティックス、スウィング・アウト・シスターを活き活きと唄っている。
フーズ・スクリーミンフーズ・スクリーミン
人気ジャズ・シンガーのケイコ・リーが、偉大なるマイルス・デイヴィスゆかりのスタンダードに挑戦した意欲作だ。ハスキーでソウルフルな独特のヴォイスで、おなじみの名曲に新たな生命を吹き込む。その姿はまさに“魂の叫び”。野力以下のリズム・セクションも、マイルスの共演者を思わせる繊細さで好演。
オリジナル・ベストオリジナル・ベスト
美貌の人気ジャズ・ヴァイオリニストが、98年のデビュー作から2001年にリリースした5枚目までのアルバムから、本人のペンによるオリジナル曲だけを編んだベスト。クラシックで磨き上げた確かなテクニックを武器に、歌心あふれる優美なジャズで酔わせる。