制作・出演 : 坂本龍一
教授の2008年最初のリリースはピアノ・ソロのシングル。民営化されたJPと日本テレビのCMタイアップ。どこかで聴き覚えが。ニューヨークのスタジオでグランド・ピアノ1台にて収録された音は、透明感ある柔らかな音色で、陽だまりのような温もりがある。
制作・出演
クリス・ミン・ドーキー / ジョージ・ウィッティ / マイク・スターン / マイケル・ブレッカー / マッズ・B.B.クローグ / ヤコブ・クリストファーセン / ランディ・ブレッカー / 坂本龍一発売元
ユニバーサルミュージックベーシストのクリス・ミン・ドーキーが、アンビエント調のプログラミングを多用したコンテンポラリー・ジャズ作品。ドーキーはサイレント・ベースを使用、ベースでテーマ演奏&アドリブを十分に聴かせる。坂本龍一、マイケル・ブレッカーなど豪華ゲスト参加。
2004年2月にリリースされた「CHASM」のオリジナル・リミックス盤。小山田圭吾、スティーヴ・ジャンセン、クレイグ・アームストロングら豪華ゲストがリミキサーとして参加。日本盤は細野晴臣によるボーナストラックも収録予定。日本先行発売
ナイアガラ・レーベルを設立した大滝詠一のもとに、伊藤銀次と山下達郎が集結した、J-POP史に残るプロジェクトである。初出の76年から30年を記念したこの再発盤には5曲のボーナス・トラックを収録。若き日の坂本龍一が参加した、貴重な一枚でもある。
デイヴィッド・シルヴィアンが、実弟のスティーヴとエレクトロニカ畑の俊英バーント・フリードマンとユニットを結成。ソロ名義だった『ブレミッシュ』に比べ“歌”に的を絞った内容で、独特の叙情性がわかりやすく伝わる。北欧ジャズ人脈もゲスト参加。
前作『/04』同様、“ゆるみ系ベスト”と呼ばれているこのアルバムは、彼の代表曲をピアノだけで演奏した曲集。全曲、新たに弾き直されたもので新録音。どうにもイライラしてしまった夜に気持ちを落ち着けたい、なんて時に最適かも。
柳楽優弥主演のヒット映画の坂本龍一によるサントラ・アルバム。彼らしいピアノ・ソロによるトラックも多いのだが、実はサントラでこそ実験や冒険をするヒト。この作品では、アジアを舞台とする映像に、あえてケルティックな響きを持つ音楽をぶつけている。
POP MUSICのデニス・ポーヴェル、XTCのアンディ・パートリッジ、大村憲司が参加し、ダブやミュージック・コラージュの手法を大胆に取り入れた、高度に実験的で過激な問題作。80年作品。
YMO結成以前に坂本龍一がソニーに残した79年作品。高橋幸宏、山下達郎、吉田美奈子、矢野顕子、鈴木茂といった最高のミュージシャンとのカクトウギ・セッションが炸裂する、フュージョン感覚あふれるポップな作品。
コロムビア傘下のレーベル、Better DaysとDENONに残る坂本の音源を網羅した3枚組。78年1stアルバム『千のナイフ』から81年『エンド・オブ・エイジア』までを完全収録。
坂本龍一が1981〜84年に制作したCM音楽を19曲。CM音楽は、究極の商業音楽であると同時に、制作者にとってはいろいろな意味での実験の場にもなる。クライアントの要求のなかで、新たな坂本ワールドの芽がヒョコッと顔を出している箇所もあって、興味深く聞ける。