制作・出演 : 宮本文昭
制作・出演
オーケストラMAP'S / ドレスデン国立歌劇場室内管弦楽団 / ヘルムート・ブラニー / ルツェルン祝祭弦楽合奏団 / ルドルフ・バウムガルトナー / ローラ・フラウチ / ヴィヴァルディ / 宮本文昭 / 飯森範親発売元
キングレコード株式会社サイトウ・キネン・オーケストラのメンバーによるアルバム。念願の室内楽コンサートが初めて行なわれた第4回フェスティバルで演奏された曲目を別途録音。室内楽的らしい緻密さとスケール感とをあわせ持った演奏を披露している。
昨年惜しまれながら引退した世界的オーボエ奏者、宮本文昭の意欲的なアルバム。誰もがどこかで聴いた魅力的なクラシックのフレーズをベースに、オーボエの多重録音、プロデューサーである書上奈朋子(エキセントリック・オペラ)のヴォーカル、シンセサイザーが溶け込んだ、独特の浮遊感ただよう音世界が、聴くものをうるおいの世界に引き込みます。リード・トラックとして、ディープ・フォレストのエリック・ムーケによるプロデュース曲「Magic in the Air」を収録!ボーナス・トラックとしてNHK連続テレビ小説「あすか」のテーマ曲で話題となった「風笛」鳥山雄司リミックス曲を収録しています。
ケルン放送交響楽団の首席オーボエ奏者として活躍しながら、フュージョンのジャンルでも魅惑的なアルバムを発表した"オーボエの貴公子"宮本文昭。このアルバムは、宮本がクラシック奏者としての本領を、改めて世に知らしめたイアリアのオーボエ協奏曲集。映画『ベニスの愛』のテーマ音楽に使われ、一躍人気作品になったA.マルチェルロをはじめ、4曲いずれもがイタリアのどこまでも青い空と海を想わせる名演奏です。
宮本文昭は、ケルン放送交響楽団の首席オーボエ奏者を務めた名手。その宮本文昭が颯爽と録音した初の協奏曲アルバムが、このモーツァルトの作品集だった。彼が吹くモーツァルトの"踊るアレグロ"は力強くダイナミックで、"歌うアンダンテ"は厳粛とも呼びたくなるような彫りの深さをもって聴こえてくる。世界のオーボエの名人たちの演奏にもまったく引けを取らない、宮本文昭の会心の演奏である。
07年3月末にオーボエ活動を休止した宮本文昭の膨大な音源の中から、ケルン放送交響楽団を含め数々の海外オーケストラ首席奏者を務めながら培った確かなクラシックの妙技を集めたベスト・セレクション。ポップスフィールドでも名をはせながら、オーセンティックなクラシックとの両立を見事に成立させた稀有な才能の片鱗をお楽しみください。
宮本文昭2008年新コンピレーション。2007年3月末にオーボエ活動を終了し、そのベルベットトーンを聴けるのはCD含めて非常に限られています。今回はソニーミュージックに残した膨大な音源の中から、心地よくリラックスできる楽曲をセレクト、なごみたいとき、気持ちを落ち着けたいときに、世界を酔わせた日本が誇るオーボエの美音を贅沢に体感してください。
宮本文昭の娘、笑里(えみり)のデビュー作。彼女は14歳の時にドイツ学生音楽コンクールデュッセルドルフで第1位入賞、すでにオケの公演やフェスティバルで活躍。やや細身ながらよく歌うヴァイオリンは聴き手を爽やかな気分に誘う。父娘共演「アヴェ・マリア」「第三の男」も収録した注目盤。
ついにモーツァルトのシンフォニーに挑む!小澤征爾、初のオール・モーツァルトアルバムの登場!!生誕250年を迎えたモーツァルトイヤーで空前の盛り上がりを呈した2006年の日本のクラシック音楽界。小澤征爾がついにモーツァルトのシンフォニーに挑む。初のオール・モーツァルト・アルバムです。後期6大交響曲から誰もが知る第40番。3月末でオーボエ活動から引退する宮本文昭、「100年に一人の逸材」ベルリン・フィル首席天才ホルン奏者であるラデク・バボラーク他、名ソリスト達の競演が魅力の協奏交響曲。2004年7月、世界に名だたる水戸室内管弦楽団定期演奏会のライヴ収録作品です。
ロンドン録音のモーツァルト(85年)から22年、都響を自ら率いての演奏ではストリングスからデリケートなニュアンスに富んだ表現をひきだしている。“オーボエ奏者引退”を宣言した宮本の指揮者宣言ともいえる、大きなステップアップが実感される。
宮本のクラシック以外での活動の軌跡を一望するベスト盤。TV番組やCM曲として有名な作品も多く、宮本のオーボエがいつも我々の身近にあったことを思い出させる。その多彩さとともに、くっきりと浮かび上がってくるのは、やはりその美しい音色と高い技術の貴重さだ。
2007年3月の“オーボエ演奏終了”を目前に控えた、ラスト・レコーディング作。といっても作風に深刻さはなく、あくまで現代の自然体を貫いたソフトな構えだが、音のほうはさすがに清冽な境地を感じさせてやまない。自作曲(1)(10)では、思わず聴き手の呼吸も深まる。★