制作・出演 : 岡沢章
心がなめらかになる音楽を志向し、バラード中心でまとめた2010年録音作。ライヴでも共演を重ねてきた腕利きミュージシャンと醸す親密な雰囲気が心地よく、「FOR THE LOVE OF YOU」の艶やかさ、「HELLO LIKE BEFORE」のあたたかみなど本領を存分に発揮。ゲストのジョージ・デュークが奏でる音もさすがの存在感。ピアノ弾き語りの「DON'T KNOW WHY」「ACROSS THE UNIVERSE」も味わい深い。
ソフト・ロック系バンドのヴォーカリストを夫に持つ宮崎正子のデビュー・アルバム。ステージでも歌っていたジャズやソウル系の名曲をライト&メロウにアレンジしてカヴァー。艶のある声を見事に生かしている。
2008年11月、六本木STB139で行なわれた人気ギタリストの30周年ライヴを完全収録した2枚組CD。2003年の25周年に続き、伝説のフュージョン・バンド、パラシュートの面々を集め、ともにフロントを飾った今剛と華やかなギター・トレードを再び。胸のすくようなAOR全開。
生死を乗り越えた奇跡のトランペッターの11枚目。洗練されたスムース・ジャズ・サウンドをバックに、日本人の琴線に触れるメロディや、誰もが知っている名曲の数々をしっとりと“歌う”。繊細な美意識に彩られた清らかなトランペットの音色が、郷愁を誘う。
ビル・ウィザース、ロバータ・フラック、ジェームス・テイラーらのヒット曲、あるいは「ベサメ・ムーチョ」のようなラテン曲をソウルフルに歌っているサード作。カッチリとまとまったタイトなサウンドと情熱的な歌声のブレンドが魅力的。編曲は笹路正徳と河野啓三。
サックス・プレイヤー、小林香織の2ndアルバム。プロデュースとアレンジは笹路正徳、参加メンバーは村上“ポンタ”秀一(ds)、野村義男(g)、日野賢二(b)らがバック・アップ。更に日野皓正もゲスト参加。エモーショナルでカラフルなそのプレイはポップス・ファンにもアピールできそう。
発売元
株式会社ポニーキャニオン若冠22歳のトランペット&フリューゲルホーン奏者のデビュー・アルバム。フュージョン調の(1)を聴くにつけ、今どきの若い女のコが出す音かよ? と不思議に思ったら、バックには年季の入った名手たちがズラリ。がゆえに、彼女の初々しいプレイが際立っている。