制作・出演 : 所ジョージ
後を追いたい…追いたいけれど、アンタのこの児が止めるんよ! 命の尊さと母性の愛を叫ぶ、ソウルフルボイス! 今作は、7月24日発売のシングル「TATSUYA」の追加盤企画となります。 8月10日および8月24日に配信スタート予定の木梨憲武・所ジョージ作品を収録した6曲入りシングル! 10月2日からの田中あいみが出演する明治座公演初日に合わせての発売となります。
5年ぶりとなるフル・アルバム。長渕「とんぼ」調の(3)、「大きな古時計」風の(4)、喜納昌吉「花」からインスパイアされた(19)から、シリアスなタッチの畳み掛けフォーク(8)(11)(17)、さらには(10)(13)のようにアゲアゲ・チューンまで実に幅広い。真剣に不真面目を演じる姿が見事。
明石家さんまとの共演で話題を呼んだ(12)を含む新作。お馴染みの坂崎幸之助をプロデューサーに迎え、篠原ともえや森高千里などの豪華ゲストと繰り広げる適度に気の抜けたトッコロさんワールド。音楽家としても非凡な才能の持ち主であることを再確認。
“あ、所さんて、タレントじゃなくて、シンガー・ソングライターでデビューしたんだ……”ということを確認させてくれる作品。77年のデビュー当時の初期作品で見せるナンセンスさは、今、改めて聴いてみても面白い。2枚組のボリューム感も嬉しい。
20周年アニバーサリーを“カニバーサミー”とシャレて、あまつさえジャケットにカニばさみ。これでいいのだ。多分。井上鑑による新アレンジで過去の名曲を再録したモノの第2弾。窪田晴男など錚々たる面子によるバッキングと程度にダレた所さんの歌声の妙。
Epic時代の音源に、アルフィーの坂崎幸之助との再レコーディングおよび新曲を加えたややこしい選曲。坂崎と組んだ曲にフォーク色が強まるのはまあ当然か。植木等からの影響を窺わせる[1]-(10)が、いつもの軽い笑いに流されすぎずおもしろかった。
ライター杉山達くんの妹も待ち望んだ6年半ぶりの新作アルバム。アルフィー坂崎とのなつかしいコンビによる、なつかしいネタもあるしね。バカらしい歌が成熟していることに、6年半の歳月が。井上鑑の緻密なアレンジに、ノベルティへの愛情感じます。
単純なコードで次から次へと作品を制作し続けていた70年代後半から84年までのベスト選曲集。シンガーソング・ライター・コメディアンという独自のスタンスで下世話に世俗風刺する姿は、さだまさしと同じ土俵と解釈していたものでした。