制作・出演 : 早川義夫
かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろうかっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう
日本のロックの先駆、早川義夫がURCに残した唯一のソロアルバム! 【URCレコード・オリジナルアルバム復刻企画第一弾】日本のインディ・レーベルの先駆けとして1969年に産声をあげ、 70年代末に活動を終了したURC(アングラ・レコード・クラブ)。高田渡、遠藤賢司、五つの赤い風船、加川良、 はっぴいえんど、岡林信康、その他多くの先鋭的な才能が集ったURCは日本のフォーク/ロックの祖と言える存在。 その発売権が2023年ソニーミュージックに移り、6月よりURC名盤群の数々のCD再発がスタート。 本作「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」はジャックス解散直後の1969年11月に発表された。 バンドサウンドとは大きく異なり全編を通して、ほぼ弾き語りで人間の持つ閉塞感を赤裸々に語っている。 その楽曲は陰鬱な雰囲気が立ち込めていて、重く切なく聴くたびに彼の孤独の叫びが切々と伝わってくる。 収録曲の「サルビアの花」はさまざまなアーティストがカバーしていることでも有名。 2023年最新リマスター/高品質Blu-spec CD2仕様。
言う者は知らず、知る者は言わず言う者は知らず、知る者は言わず
初のライヴ盤は全26曲2枚組の大作で、A(8)は初収録、B(11)(12)は新曲。A(2)を聴きながら自分の“小さな青春”を思い出しているうちに、早川が唄う世界がいつの間にか“現在”の自分にも浸透しつつあることに気づき心地よい茫然自失感に浸る。独りしみじみ聴くことを勧める。
この世で一番キレイなものこの世で一番キレイなもの
シンガー、作家、プロデューサーとして日本のロック・シーンの礎を築いた彼が24年ぶりに発表した素晴らしい一枚。自分に向かって淡々と歌いかけるラヴ・ソングが、聴く者の内面に深く突き刺さる。そして時代への告発とも受け取れるパワーに変化していく。
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