制作・出演 : 曽我部恵一
ライヴ会場のみで流通していた弾き語りのカヴァー集が、2年4ヵ月ぶりのソロ・アルバムとして登場。大滝詠一の「サイダー'73」(ダブ化)とストゥージズ「No Fun Here Comes Your Man」が並ぶ選曲の妙もさることながら、一語一語丁寧に歌われるヴォーカルの表現が何よりの聴きもの。大名曲「Sunday Morning」で聴こえるのは愛鳥の鳴き声だそう。★
日本語詞によるハウスだけをコンパイル&ミックスした、Fantastic Plastic Machineのアルバム。Sound Conciergeシリーズの第10弾となり、歌えて踊れる名曲が詰め込まれている。
前作『ラブシティ』から8ヵ月で登場のアルバム。日常を軽いタッチでスケッチしたような歌の数々は素朴で温かく、柔らかに夏の芳香を残す。ポップ・シンガーとしての才が静かにじんわりと滲む、またしても傑作だ。湧き上がる創作意欲は留まる術を知らない。★
ロックンロール路線から一度距離を置き、煌めきに溢れた色とりどりのポップスアルバムが出来上がりました!ソウルフルなナンバーから、どこかサニーデイ期を彷彿とさせるフォーキーな楽曲、弾き語りもあれば打ち込みトラックもありと、曽我部のポップスマジックが様々なスタイルで咲き乱れます!曽我部の歌声をじっくりと聴き込める、久しぶりにそんなタイプのアルバムとなっています。DVDも同時発売
フォーク・ソングに通じるやわらかな手触りを持ちながら、ギリギリの緊張感を孕んだロック・ミュージックを奏でる当代きってのメロディ・メイカーが作り上げたセカンド・アルバム。打ち込みやループを多用したサウンドが、彼の本質をより浮き彫りにしているのが面白い。★
乾いたギターと熱っぽいヴォーカルに重なる4分打ちのビート。ソロ・シングルとしては3枚目にあたる本盤は、SUGIURUMNとのコラボレーションによる骨太のダンス・ナンバーだ。インスト・リミックスの(2)と同曲のビデオ・クリップも同時収録。
サニーデイ・サービス解散後初めてのソロ・アルバムからのシングル。ただしタイトル曲はイリシット・ツボイ・ミックス、カップリングはアルバム未収録。大きく揺れながら自らの音楽人生を進んでいくタイプのアーティストの2002年度レポートでもある。