制作・出演 : 松山千春
今年でデビューから39年目に突入、現在も年間50本近い全国ツアーをまわるなど、精力的に活動。 さらに昨年は約8年ぶりとなる地上波での新曲の歌唱、6年ぶりとなる自身が出演するMVの制作など大きな話題となった。 今年も春の全国ツアーの開催が決定しており、全国25箇所29公演を行う中、2015年第一弾作品として、通算38枚目となるオリジナルアルバム、 通算75枚目となるシングルの2枚を同時リリース。オリジナルアルバムは2013年11月以来、約1年5ヶ月ぶりとなり、ファン待望の作品となる。 <収録内容> 収録曲未定、2曲+オリジナル・カラオケ2曲収録予定 カップリング曲は同発アルバム未収録予定
1977年のデビュー以来、マイペースながらも圧倒的な存在感で活動を続けるシンガー・ソングライター、松山千春のベスト・アルバム。「恋」「季節の中で」など、伸びやかなハイトーン・ヴォイスを堪能できる楽曲が満載だ。
以前「日本で歌が巧いのはひばりが一番、俺が二番だな」と語る姿を観た。キャラゆえのリップ・サービスとは思ったが心に残った。十数年経て実現した企画。「津軽のふるさと」は、一般でいう歌の巧さ(声質や歌唱技術)だけでは成立しない難曲であるが、情の込め方や歌の行間をとっても、やはり彼の言うとおりかも、と唸った。
キャニオン時代の代表曲を集大成したベスト盤。声が初々しく線も細いが、やはりこの頃から歌のうまい人だったと再認識させられた。でも、この盤の最大の魅力は全曲カラオケ付きってところ。アラフィフ世代の宴会やのど自慢の練習にもってこいだし、繊細な編曲もじっくり堪能できる。
2011年に活動35周年を迎える松山千春のアルバム。オリジナルとしては2009年5月発表の『偶然と必然』に続く一枚で、成熟した歌唱や情に満ちた詞世界をたっぷりと凝縮。コアなファンも唸ること必至の仕上がり。