制作・出演 : 清水和音
日本を代表する世界的アーティストの名盤がごっそり集結! まさに究極! 邦人演奏家・オーケストラを主体とした“ベスト100”シリーズ。本作は、清水和音(ピアノ)の演奏による、 バッハの「2声のインヴェンション 」「3声のインヴェンション(シンフォニア)」を収録したアルバム(2006年9月録音)。 ＜収録内容＞ 01. 2声のインヴェンション 第1番 ハ長調 BWV772 02. 3声のインヴェンション(シンフォニア) 第1番 ハ長調 BWV787 03. 2声のインヴェンション 第2番 ハ短調 BWV773 04. 3声のインヴェンション(シンフォニア) 第2番 ハ短調 BWV788 05. 2声のインヴェンション 第3番 ニ長調 BWV774 06. 3声のインヴェンション(シンフォニア) 第3番 ニ長調 BWV789 07. 2声のインヴェンション 第4番 ニ短調 BWV775 08. 3声のインヴェンション(シンフォニア) 第4番 ニ短調 BWV790 09. 2声のインヴェンション 第5番 変ホ長調 BWV776 10. 3声のインヴェンション(シンフォニア) 第5番 変ホ長調 BWV791 11. 2声のインヴェンション 第6番 ホ長調 BWV777 12. 3声のインヴェンション(シンフォニア) 第6番 ホ長調 BWV792 13. 2声のインヴェンション 第7番 ホ短調 BWV778 14. 3声のインヴェンション(シンフォニア) 第7番 ホ短調 BWV793 15. 2声のインヴェンション 第8番 へ長調 BWV779 16. 3声のインヴェンション(シンフォニア) 第8番 へ長調 BWV794 17. 2声のインヴェンション 第9番 へ短調 BWV780 18. 3声のインヴェンション(シンフォニア) 第9番 へ短調 BWV795 19. 2声のインヴェンション 第10番 ト長調 BWV781 20. 3声のインヴェンション(シンフォニア) 第10番 ト長調 BWV796 21. 2声のインヴェンション 第11番 ト短調 BWV782 22. 3声のインヴェンション(シンフォニア) 第11番 ト短調 BWV797 23. 2声のインヴェンション 第12番 イ長調 BWV783 24. 3声のインヴェンション(シンフォニア) 第12番 イ長調 BWV798 25. 2声のインヴェンション 第13番 イ短調 BWV784 26. 3声のインヴェンション(シンフォニア) 第13番 イ短調 BWV799 27. 2声のインヴェンション 第14番 変ロ長調 BWV785 28. 3声のインヴェンション(シンフォニア) 第14番 変ロ長調 BWV800 29. 2声のインヴェンション 第15番 ロ短調 BWV786 30. 3声のインヴェンション(シンフォニア) 第15番 ロ短調 BWV801
2011年3月で読響を退団するクラリネット奏者、四戸世紀の区切りとなるブラームス・アルバム。清水和音、向山佳絵子をいう豪華メンバーを迎え、ブラームス晩年のクラリネットの傑作を並べた意欲作だ。
ドイツを拠点に活動する若き才媛の日本でのライヴ録音。ラヴェル3作品を中核に置くという大胆果敢なプログラムながら、精緻でスキのない音の運びと、艶を含んで透明感のある音色で耳をひきつけ、才の高さを印象づける。清冽で引き締まった抒情があざやかだ。
いくら思い入れの強い曲といっても、あまりに濃厚にやられては、聴き手も疲れる。清水はそのあたりを十分に踏まえ、眼も覚めるような技巧を駆使しながらも、努めて客観的に弾き、かえってこの協奏曲の化物じみた凄みを浮き立たせる。指揮も好演だ。
CMプロデューサー兼料理研究家として料理エッセイも出版している、行正り香監修によるクラシック・コンピ。本作は日本人の大好きなモーツァルト編で、普段の食卓やホーム・パーティを華麗に演出してくれる。
最高の音で楽しむために！
最高の音で楽しむために！
