制作・出演 : 渡辺貞夫
JAZZ THE BEST JAPAN JAZZ History 23::スピリチュアル・ネイチャーJAZZ THE BEST JAPAN JAZZ History 23::スピリチュアル・ネイチャー
デビュー当初から、天才パーカッショニストとして注目を集めてきた故・富樫雅彦が、豪華メンバーを集めて録音した75年の話題作。組曲風の構成で“人間と自然の共存”をテーマに、フリー的な手法も用いながら、独自の音世界を色鮮やかに描いている。
フィル・アップ・ザ・ナイトフィル・アップ・ザ・ナイト
エレクトラ移籍後第1弾となった83年作品。よく練られたアレンジでアダルトな香りもたっぷりの上質フュージョン。ヴォーカルを披露するグラディ・テイトら、豪華な面々をフィーチャーしている。
トーキョー・デイティングトーキョー・デイティング
85年当時、ライヴもともにしていたカルテットによるスタジオ録音。フュージョン色が薄れ、ストレートアヘッドなジャズといった趣となっている。渡辺貞夫特有の軽快なフレージングが満載。
ベイシーズ・アット・ナイトベイシーズ・アット・ナイト
“日本一、音のいいジャズ喫茶”といわれる、一関“ベイシー”で収録された2枚組ライヴ。長年率いるレギュラー・バンドに打楽器のンジャセ・ニャンが加わった。渡辺貞夫が日本人のバンドで録音するのは久しぶり。アコースティックな環境で渡辺が熱演をみせる。
Sadao & Charlie AgainSadao & Charlie Again
40年ぶりの再会が実現した。かつてのぎらつくような鋭さが不思議なほど薄れ、丁々発止としたプレイの中で心地のよいソロがリレーされていく。円熟味という言葉で片づけるには惜しいほど、ふたりが楽しんで演奏している姿に好ましさを感じる。
本田竹彦の魅力本田竹彦の魅力
当時、大胆に若手を起用し多大な人気を博した渡辺貞夫グループが全面参加した、本田竹曠の記念すべき初リーダー・アルバム。ジャズ・スタンダードを中心に、ポップス楽曲なども収録した豪華な1枚だ。