制作・出演 : 玉置浩二
2007年のコンサート・ツアー“惑星”の最終日(11月30日・東京国際フォーラム)の模様を2枚組で完全収録。「ワインレッドの心」や「じれったい」の余裕あるアレンジに“大人”を感じる。終盤、グッと歌も演奏も熱くなる。その瞬間、こちらの胸も熱くなる。
彼自身、今までで最高のコンサートと認めている2006年のライヴ音源を収録した2枚組。迷いなどは微塵も感じない歌声で名曲(8)や(10)を聴いて、ますますそのエヴァーグリーン度を実感。ときにユーモラスになる彼の広い人間性が、ライヴ盤ではより一層楽しめる。
ライヴ盤としては10年ぶりの、2枚組のアルバム。2005年6月14日にZepp Tokyoで行なわれたコンサート・ツアーのアンコール・ライヴの模様を、全曲収録した。ライヴから抜粋したライヴ盤はよくあるが、全曲収録というのはそうなく、そういう意味でも貴重。
大人の色香漂うかなり危険な不倫願望ソング。行間に込められた甘くセクシーな罠は底なし沼へ(?)。一転して、カップリングはMISIAへの提供曲にして壮大な純愛ソングをセルフ・カヴァー。MISIA本人もコーラスで友情参加した。★
自ら曲を作り歌うアーティストたちが、彼女のために書き下ろした曲を集めたコンセプト・アルバム。久保田利伸や玉置浩二、宮沢和史にCharaといった錚々たる顔ぶれが揃い、これまでのMISIAの作品とはひと味違ったフレイヴァーがちりばめられている。
2004年の第1弾シングル。97年にリリースされたソロ・アルバム『JUNK LAND』に収録され、ファンの間では超名曲の呼び声も高い「しあわせのランプ」のセルフ・カヴァーだ。
『GRAND LOVE』『ワインレッドの心』『ニセモノ』『スペード』という、4枚のアルバムから選ばれた楽曲に、NHK『みんなのうた』で流れた「愛だったんだよ」を加えたベスト・アルバム。自ら選んだ楽曲なので、そのメニューも興味深い。
1999年に当時のファンハウスから発表されたセルフ・カヴァーをそのまま丸ごと再発売したもの。玉置の弾き語りソロ・ワークの完成形が凝縮している作品。特に「あの頃へ」はテレビ東京のドラマ「忠臣蔵」のテーマ曲にも抜擢、この作品で聴くことができる。★
最新シングルの(9)を含む過去5年間の集大成。(1)(5)(14)などのヒット曲の他、アルバムとヴァージョン違いの(6)(7)などの未収録曲も収められている。まとめて聴いてみて近年の彼の歌は郷愁と応援歌が多かったことに気づく。このまま演歌に流れないとよいが。