制作・出演 : 近藤房之助
ソロ・デビュー20周年迎えたシンガー・ソングライターによる、本格的“ブルーズ”カヴァー・アルバム。68年を境に傾倒していったという“ブルーズ”は、近藤自身のいわば、原点であり、あえて、多くのミュージシャンによってカヴァーされた名曲を揃えているのは、その中でも近藤らしさを表現できる自信の表われ。
日本を代表するブルース・マン、近藤房之助のベスト・コレクション。織田哲郎と共演した「BOMBER GIRL」や坂本九のカヴァーなど、音楽性の幅広さを感じさせる内容だ。
ブルースの王者との誉れも高い近藤房之助。彼が2000年に発表したライヴ・アルバムから約1年ぶりとなる新作は、97年に発表したアルバムの日本語ヴァージョン。
約3年ぶりに行なわれたライヴを収録した1枚。一度聴いたらクセになるほど強烈な個性とあたたかさが同居する作品に。空気の流れ、オーディエンスの感嘆を感じることができる作品になっている。
日本を代表するブルース・マン、近藤房之助が昨年12月21日に新宿リキッドルームで行なった模様を収録した約4年ぶりのライヴ盤。NYから元STUFFのにゴードン・エドワーズ(b)を迎え、ブルースの名曲(5)(8)などを熱演。ここは日本じゃない!
近藤房之助がロンドンを拠点に始めたパーマネント・バンド、ザ・グラブ・ストリート・バンドの2ndアルバム。このミルトン・ストリートの旧名のバンドで、ブルース・シンガー近藤はリラックスし、ブルー・アイド・ソウルの濃厚な展開型を披露していく。
近藤房之助(vo、g)、青山純(ds)、川端民生(b)、八木のぶお(harmonica)の4人によるハード・エッジなブルース・ロック・アルバム。近藤のリーダー作でありながら、このユニットの整合性、緊張感が生み出す匿名性に耳を奪われる。と同時に強烈に闇を感じさせもする。
ソウル・シンガーと呼べるヤツなんて日本にはほとんど存在しないけど、近藤房之助は本物かもしれない。この六本木ピットインでのライブを収めたアルバム、12曲中3曲がオリジナルで残りはカバーだが、総て房之助流のソウルフルなアレンジで心地良い。