制作・出演 : 金延幸子
“Sachiko"“Sachiko"
72年に細野晴臣のプロデュースで『み空』をリリース後にアメリカに移住し90年代に入って本格的に音楽活動を開始、これが再開後4作目のアルバム。さまざまな人種のサラダ・ボウルであるサンフランシスコに暮す金延が見出した自分・世界観が率直に語られている。
イッツ・アップ・トゥ・ユーイッツ・アップ・トゥ・ユー
前作『SEIZE FIRE』に比べると、ずいぶん聴きやすくなった。ひたすらパワフルにストレート勝負という感じが、いささかしんどかった前作とは違い、チェンジアップも覚えて幅が広がった。結果的に各楽曲の個性が浮き彫りになって、統一感も出てきた。
シーズ・ファイヤシーズ・ファイヤ
ウ〜ム…しばし声も出ず、というのが最初の感想。日本のフォーク&ロック史を語るとき必ず名前の出てくる金延幸子の20年ぶりのセカンド・アルバムだそうだが、あのころを知る世代は“いったい何があったのだ?!”とオタついてしまう。パンクになるとは…。
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