制作・出演 : BONNIEPINK
5枚目となるアルバムが完成。彼女のアルバムというと、ひとりのプロデューサーとじっくり制作するという印象があったが、今回は本人も含め、複数の人材を起用。バラエティに富んだ作品となった。
古くからの友人・松岡モトキ、ソウル・フラワー・ユニオンの奥野心也との共同プロデュース作。久々に日本でレコーディングされ、爽やかなのにどこか切なくなるメロディは彼女ならでは。
新しいプロデューサーとともに、いままではできなかったジャンルに挑戦したというニュー・シングル。タイトル曲はR&Bテイストの仕上がりで、ライヴを意識したダンサブルなナンバーだ。
通算4枚目となるオリジナル・アルバム。作詞・作曲はすべて彼女が手がけ、米国でレコーディングされた本作にはウェンディ&リサのウェンディ、アトラクションズのピート・トーマスが参加。
今年4月のアルバム・リリースに向けて贈る先行シングルは、プロデューサーにシェリル・クロウやエルヴィス・コステロを手がけたミッチェル・フルームを迎えての超強力盤だ!
95年のデビュー後、約3年間に発表した日本語詞の楽曲の中から選出したベスト。改めてヴォーカル・スタイルの急激な変化にサプライズしてしまった。繰り返し頭(心ではない)を揺さぶるメロディとクールな視点を併せ持つ言葉は唯一無二。今後の展開がますます楽しみだ。
レコード会社移籍第1弾となるマキシ・シングル。デビューからのプロデューサーだったトーレ・ヨハンソンから離れての作品だが、すでにBonnie Pinkとしての個性は揺るぎないものとなっているので、今回も心地よく世界に浸ることができる。★
ジャパニーズ・コンテンポラリー・フィメール・シンガーとして、確固たる人気と実力を獲得した感のあるBonnie Pinkの新作マキシ。ライヴを2曲収録。いままでのファンは安心して買える完成度だが、ライヴでの化粧を落とした歌で新たなファンが増えそう。