制作・出演 : FullOfHarmony
結成から13年目を迎えた男性ヴォーカル・トリオの、フィーチャリング・ゲストを迎えた15トラックを収録したベスト・アルバム。個性的なゲストを迎えながらも、スウィートR&B系コーラスという揺るがない核があることが、グループとしての対場を明確にしている。
Full Of Harmony通算7作目のアルバム。キャリア10年目の余裕を感じる彼らのパフォーマンス。ミディアム・スローのテンポに振幅の広いグルーヴが折り重なり、上質なブラック・テイストを醸し出している。テディ・ライリーがプロデュース参加。
2007年11月発表の企画編集アルバム。winter、クリスマス、雪、白といった言葉をキーワードに、既発アルバム7枚からメンバー自らが選曲。バラード・ナンバーを中心に収録している。
自らのルーツであるR&Bを再発見すべく渡米し、Ne-Yoやテディ・ライリーらとの貴重なコラボレートをモノにした通算6枚目の自信作。タイトなリズムとソフトなハーモニーのバランスが絶妙で、さすがキャリア10年の年季を感じるクオリティの高さに納得。
Full Of Harmonyのフィーチャリング・シングル第3弾。今回はブラック・ミュージック界のヒットメイカー、Teddy Rileyとのコラボ作で、プロデュースのみならず、日本語コーラスでも参加している。
内外で活躍するDJだけに留まらず、モデルやデザイナーとしても活動する彼女の第1弾メジャー作品。ラッパ我リヤ、DABO、ZEEBRAなどストリート系の33曲をリミックスするなど、かなり充実したモノになっており、まさに才媛といった感じだ。
16枚目のシングルは、さりげないセンスにあふれる都会的なミディアム・バラード。文句なしにカッコいい。JIMI KENDRIXXXとJaidenによるプロデュースは、スキモノにはたまらないだろう。せつないメロディ・ラインがタイトルとリンクしていて情感たっぷり。
「BRAND NEW DAY」は、ミディアムのとても心地いいナンバー。アメリカのR&Bシンガー、NE-YOが作曲、共同プロデュースで参加。「KABUKI道」はそのタイトルでもわかるように、一転してジャパネスクな雰囲気満載のダンス・ナンバー。
発売元
株式会社ポニーキャニオンジャンル
硬派なラッパー最右翼といった存在のZEEBRA、4枚目のアルバム。その印象は変わっていないが、バック・トラックやバック・ヴォーカルはかなりのポップ・テイストを感じさせる。その代表が、AIや安室奈美恵をフィーチャーしている(15)と言っていいだろう。
99年にデビューして以来、6年間一貫してハーモニーにこだわり続けてきた彼らの極上のバラード曲。寒い冬でもこれを聴けば内側からぽかぽかしてきそうなハートウォームな歌声が3枚重なって、最高級じゅうたんを織り上げたよう。音楽界だけでなく映画界も注目の才能がここに。
夏のイメージにピッタリとマッチングしたスムーズ&クールなR&Bナンバー。日常にはびこる閉塞感から一歩踏み出し、享楽的な一瞬(つまりパーティ)を過ごしたいといった誰にでもある心の欲求と欲望の1ページを軽快なサウンドともに上手く切り取っている。
グループ名表記をF.O.HからFull Of Harmonyに戻したとたんにブレイクした感のある彼ら。そのF.O.H時代の曲が中心となった、メジャー・デビューした99年からのシングル・コレクション。変わらぬハーモニーの美しさとスリルを堪能してほしい。★
97年に結成された男性R&Bグループによる1stアルバム。“REAL R&B”と呼ぶにふさわしい、アップ・テンポなビートにのった珠玉のハーモニー。その虜になること間違いなしだ。
三人組のヴォーカル・グループ。「涙の数だけ」はバラード。「Through the GATE」はマイナー調の情熱的なアップ・ナンバー。グループ名の通り、両曲ともコーラス・ワークがたっぷり。踊れる、聴ける、どちらの要素も持ち合わせたグループだ。
Full Of Harmony、前作から2年ぶりとなるアルバム。映画『猟奇的な彼女』の日本語テーマ曲「I Believe」を収録。デビュー5周年にふさわしい、意欲的な1作。