制作・出演 : GO!GO!7188
デビュー10周年を迎えた三人組が2010年5月5日に九段会館で行なった初のアコースティック・ライヴから、ヒット曲満載のベスト選曲で構成されたライヴ・ベスト盤。アコースティックでメロディや歌の良さを再確認、というレベルにとどまらず、通常のアレンジとはまた違った新たなグルーヴを生み出しているのがすごい。
通算8枚目となるアルバム。前作『アンテナ』以来およそ1年4ヵ月ぶりとなる本作には、「今日の歌」「まやかしの世界」などライヴで披露され好評の楽曲を多数収録。怒涛のライヴ・ツアーで培ったパワフルなサウンドが全開。
乾いた音色と疾走感あふれるビートに乗せ、さりげなく取り入れた変拍子やサビの圧倒的な開放感など、“らしい”要素を詰め込んだ王道ロック路線。TVアニメ『イタズラなKiss』エンディング・テーマということで、恋心を赤裸々に綴ったカッコ可愛い歌詞もいい感じ。
2002年リリースのファースト・カヴァー・アルバムをサラッと超えてしまった第2弾。誰もが知っている原曲を、そのキャッチーさやアクの強さを活かしつつ独特のスパイシーなパンク・ロックに仕立て上げたサウンドが衝撃。歌謡曲ならではのホリック性を活かしたアレンジも良し。
エレキとバンド・サウンドを融合させた「真夏のダンスホール」、ロカビリー調の「3人のブギーマン」など新しいエッセンスを注入しつつ、重厚でエッジの利いた7188流ロックという基盤も今まで以上に確立させている6枚目のアルバム。平衡感覚を麻痺させるヴォーカルに身を委ねると、妙な心地良さが体を包む。
初ベスト・アルバム。「こいのうた」や「浮舟」「ジェットにんぢん」といった代表曲から「ロック」「文具」などのライヴ定番曲まで、彼女たちの魅力が凝縮された1枚。いい曲揃いなので入門編にも最適。
コブシのきいた“和”ロックで驀進中の女性2+男1の、旬のパワー漲る3作目。一(二?)昔前なら“宝島少女”向けのこのテの音がメジャー街道を突き進むことに時代の流れを感じます。洋邦イイトコどりのごった煮ゴールド・ブレンドはアングラ歌謡の道標。