制作・出演 : KREVA
約1年半ぶりとなる3rdアルバム。ヒット・シングル「アグレッシ部」や「くればいいのに feat.草野マサムネ from SPITZ」などを収録。ネクスト・レベルに到達した会心作だ。
かつてないほどに、「切ない気持ち」にさせてくれるKREVAの新曲。それを演出するのは、かつてない異色のコラボレーション。KREVAと草野マサムネ、HIP HOPとロック、それぞれを代表するアーティストがフェスを通じて出会い、交流が深まり実現したコラボレーションである。
2006年はBY PHAR THE DOPESTとしても活動したKREVAのシングルとしては4作目。ラッパーの中ではメロディの大切さをもっとも感じているひとりだけあって、非常にフックのある出来。ライムもかなりダイレクトな応援歌だ。
アルバム『愛・自分博』で男性ソロ・ラッパーで初の『オリコン』チャート1位をゲット。ソロとしても頂点に立ったKREVAの2006年の夏アンセムは、ビーチ・ボーイズふうコーラスを取り入れるなど、すべてを吹っ切ったかのように明るいダンス・チューン。ノッてます。
KREVAの秘蔵っ子・シンガーSONOMIの、インディーズでチャートを賑わした『S.O.N』から人気の高かった曲のリカット。また、対になるように書き下ろした「雨天」をコンパイル。楽曲はすべてKREVAによるプロデュース。
クラシックの旋律に合わせてヒップホップを歌うといった、このサンプリング全盛時代を象徴するスタイルは、警鐘とも思える斬新さ。意味深なタイトルもあって、全体の印象の謎は深まるばかりだが、歯切れのよい歌詞とヴォーカル力の高さがスッキリと聴かせてくれる。
通算5枚目となるシングル。別れと始まりを表現した印象的なミディアム・バラード。KICK THE CAN CREWではMC兼トラック・メイカーだった彼が、ヴォーカリストとしての魅力を発揮している。
KICK THE CAN CREW活動休止後、ソロとして活動しているKREVAのサード・シングル。暖かいシンセの音色と、ゆったりとしたリズムで、一発でKREVAの音とわかる個性がすごい。ヴォーカリストとしても、かなりイケてる!
KICK THE CAN CREW活動中の2003年にほぼ完成していたという本作。音数を極限まで減らしたうえで、お祭りビート、レゲエ、ポップス的なアプローチなど、カラフルな音作りはコロンブスの卵的見事さ。ラップのスキルは折り紙付き、驚異の新人だ。★
KICK THE CAN CRUEの中心的ラッパーとしてライムし続けてきたKREVA。彼のソロ第2弾シングル作。ミディアム系のシンプルなビートの上で、彼の芯の強い声が想いを熱く響かせてゆく。フィーチャリングしたSOMONIとの歌声のコラボも甘い味を醸し出し中。