制作・出演 : NHK交響楽団
1968年のチェコ・フィルとの「悲愴」も豪壮で迫力満点だったが、1年前のこの録音は、ライヴだけに、気迫がみなぎり、動と静の対比も鮮やか。きりっと締まった、感傷的ではないチャイコフスキーが聴ける。
2008年6月に亡くなった、日本を代表するホルン奏者、千葉馨の追悼盤。長くN響の首席奏者を務めた彼が同僚たちと残したモーツァルトのホルン協奏曲全集と日本人作曲家の室内楽作品を収める。特にモーツァルトの協奏曲全集は記念碑的な演奏といえる。
NHKの人気音楽番組『名曲アルバム』から厳選するシリーズの声楽編。Disc1は有名オペラ・アリア集、Disc2はクラシックの有名歌曲集、Disc3は欧米のトラディショナル・ソング集となっている。
制作・出演
F.G.ロルカ / NHK交響楽団 / サンクト・ペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団 / ショスタコーヴィチ / ジョーン・ロジャーズ / セルゲイ・レイフェルクス / ニキータ・ストロジェフ / ミハイル・コトリャロフ / ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 / ヴラディーミル・アシュケナージ音楽監督就任からわずか数年で団員の心を掴み取ったアシュケナージの解釈が演奏の隅々にまで浸透したショスタコーヴィチである。リズミカルに躍動するオーケストラのマッシヴな力強さ、熱気をはらんだ怒濤のうねりが聴きもの。曲の核心に迫る熱演である。
発売元
ユニバーサルミュージック数々のドラマ、映画などのテーマを手がけてきた千住明が遂に大河ドラマのメインテーマを担当!勇壮かつ精細なメロディーは千住明の魅力爆発の名曲。まさに「宿命」以来のエポックな作品。「風林火山」メインテーマほか収録。演奏: ワルシャワ交響楽団、NHK交響楽団
発売元
キングレコード株式会社没後10年を記念して田中希代子の録音がリリースされている。類い希な才能を持ちながら、その活動時期はあまりに短いものだった。サン=サーンスの第5番は、68年彼女の絶頂期を記録した名演。音色の多彩さ、感覚の冴え……記憶に残したいピアニストだ。
シャープなリズムと優美なレガートを巧みに配合し、爽やかなロマンティシズムが横溢したメルクルらしい佳演を聴かせる。余計な贅肉を落とし、見通し良く仕上げているが、決して骨張らない。第4番は第1稿(1841年版)を使用。畳み掛けるような終楽章がユニーク。
最高の音で楽しむために!