制作・出演 : PeopleInTheBox
People In The Boxデビュー10周年のアニバーサリーイヤーを記念した 新録アルバム+ベスト盤の2枚組アルバムを発売。 DISC-1は書き下ろしの新曲(1曲)と、メンバー個人のプロデュース曲(3曲)、さらに代表曲の New Versionの再録(3曲)を合わせ全7曲を収録。 DISC-2はメンバー自らがセレクトした12曲にリマスタリングを施したベスト盤。 <収録内容> 【CD】Disc.1 01.木洩れ陽、果物、機関車 02.空き地(New Recording) 03.沈黙(New Recording) 04.旧市街(New Recording) 05.maze 06.プレムジーク 9月/東京 07.矛盾の境界 【CD】Disc.2 01.映画綺譚 02.空は機械仕掛け 03.海はセメント 04.天国のアクシデント 05.翻訳機 06.聖者たち 07.月 08.気球 09.球体 10.犬猫芝居 11.はじまりの国 12.Alice
2003年に結成された三人組による、フル・アルバムとしては2枚目となる作品。柔らかな表層を持ちながら、かなり鋭角的な演奏を随所で持ち込んでいくスタイルは従前どおり。歌とメロディを前面に押し出しつつも、個々のパートもまた活き活きと躍動するさまがいい。実力派たるゆえんがわかる。
既成スタイルにとらわれないバンドばかり輩出する残響レコードが世に送る新たな刺客。基本はイノセントな甘いヴォイスとラウドなギター・ロックの組み合わせで、スマートなオシャレ音楽にも凶暴なロックにもどっちにも聴こえる摩訶不思議な存在感を持つ。初CDから4年目のファースト・シングルで勝負。
一曲一曲の枠を取り払ったような考え方で、7曲ひとまとまりのアルバムとして制作された、期待の三人組によるサード・ミニ・アルバム。少年っぽさを残した透き通った歌声と、繊細で複雑な構成ながらロックのダイナミズムを感じさせるサウンドが異彩を放つ作品だ。