制作・出演 : RCサクセション
「ボスしけてるぜ」や「トランジスタ・ラジオ」をはじめとするキティ・ポリドール時代の音源と、東芝EMI時代の代表曲から構成。4社共同企画《ゴールデン☆ベスト》シリーズの1枚。
2005年にデビュー35周年を迎えたRC。本作は“祝 デビュー35周年”プロジェクトの一環で、東芝EMI盤と同時発売されたオールタイム・ベスト。レーベルの垣根を越えた選曲で、バンドの変遷がたどれる。入門編にも最適だ。
代表曲「スローバラード」や「夜の散歩をしないかね」など、しみじみとした名曲を数多く収録したロック史に燦然と輝く名盤。忌野清志郎の心の本音がぶつけられた歌詞もまったく色褪せていない。
名曲「トランジスタ・ラジオ」を収録した5thアルバム。仲井戸麗市加入後の第1弾スタジオ・アルバムで、パンク・ロックに触発された清志郎がバンドをよりロックなスタイルへと転換させた名盤。
88年にリリースされた洋楽カヴァー・アルバム。スタンダードな洋楽の名曲に忌野清志郎が日本語の訳詞をつけて歌っている。明確に「反戦・反核」の意思を表した訳詞が問題となり、大きな話題を集めた。
RC25周年と銘打たれたキティ時代のベスト・セレクション。シングルを中心に選曲されているが、ファンに人気の高かった渋めの曲もチョイスされている。マニアはエディット違いなどのレア・ヴァージョンで、遅れてきたファンには内容で、買いですね。
82年8月7日、横浜スタジアムで行なわれたジョイント・コンサートを収録したもの。3曲がRCサクセションのほか、チャック・ベリー、サム&デイヴのサム・ムーアという大物が参加している。
1972年12月発表の2ndアルバム。前作よりもスタジオ・ミュージシャンが少なく、3人のアイディアでの演奏を多く収録。「ぼくの自転車のうしろに乗りなよ」など、初期RCの名トラックの数々を多数収録。
1982年10月発表。5人編成のバンド・スタイルでブレイクしたのち、ロンドン・レコード、Barcaレーベルでの移籍第1弾。シングル「SUMMER TOUR(ライヴ・ヴァージョン)」「つ・き・あ・い・た・い」収録。
83年7月発表。RC中期の傑作として知られ、ライヴのオープニングでの定番となった「ドカドカうるさいR&Rバンド」、シングル「Oh!Baby」「指輪をはめたい」など名曲を多数収録。
84年11月発表。アナログ時代にはA面をバンドのテンションの高さを伝える“BAD SIDE”、B面をラブ・ソング中心の“GOOD SIDE”と分けていた。シングル「不思議」を収録。
85年11月発表。清志郎はどくとる梅津バンド(D・U・B)とのDanger、CHABOはソロ・アルバムをリリースするなど、ソロ活動と平行してバンドの原点を模索した作品。PARCOのCMソング「すべてはALRIGHT」を追加。
88年2月発表。各メンバーのソロ活動ののちに制作され、当時2枚組LPという大ヴォリュームとなった作品。多くの佳曲を含む、RC後期を飾る会心作といえる内容だ。
問題作『COVERS』のリリース期、88年8月13〜14日の日比谷野外音楽堂で収録されたライヴに、新たにレコーディングされた2曲を追加。ロック的な激情あふれる作品だ。88年12月発表。