制作・出演 : SNAILRAMP
今や日本のスカ・パンクを代表する彼らの6枚目。いい意味で変わらないスピーディでタフなパンク・チューンがてんこもり。シャギーなギター・リフとモモモモと地を這うようなベース・ラインに身を委ねていると、思わず身体がタテノリに。「RUSH TO THE FLASH」の突き抜けた明るさがイイ。
バンド史上初のカヴァー・アルバム。スキャットマン・ジョン、ワム!、松任谷由実、ZOOなど、意表をついた選曲で思わずニヤリとせずにはいられない。誰もが知っている名曲が、ゴリゴリのロック・サウンドにアレンジされていて、そのアンマッチ感も面白い。
結成から現在までの11年間に発表したシングルを集めたアルバム。スカのテイストを採り入れた軽やかなパンクが次々に飛び出してくる。11年間、変わらぬスタイルも驚き。自身最大のヒット曲「MIND YOUR STEP!」をはじめ、未発表デモ音源も収録。
新メンバーのTORUを迎え、4年半ぶりに登場した5枚目のアルバム。スカ・パンクのイメージを拡大解消し、堂々たるパンク・ロックの王道を歩む厳選されたメロディックな10曲を収録し、TORUも甘いヴォーカルとせつなくキャッチーな作風で大きく貢献してる。
スカ、パンクを土台にしつつ音楽性が広がった。ヘヴィなハードコアやユーモラスなインスト、ホーン・セクションの導入など、多彩なアイディアを取り入れていて飽きさせない。持ち味である親しみやすいメロディ、陽性のポップ・センスも随所で発揮されている。
スカコア、パンクのラクも飛び越えて“ロックバンド”としての顔を強く打ち出した、ニュー・マキシ。新録曲3曲を収録し、冬に発売される4枚目のアルバムのリード・シングルとなる。
「MIND YOUR STEP!」の大ヒットでパンク・バンドのトップに躍り出たSNAIL RAMPの新作は、今の勢いそのまんまって感じのポップでパンキッシュなナンバーがずらり。いろいろ言う人もいるけど、確信犯的な彼らのやり方は潔いよな。
2曲あわせて5分ちょっと。スカコア・シーンの雄としてはそれだけあれば十分だというのか。いや、実際のところ、正解だと思う。別に物足りなくはない。アルバムがつらいという人も、これならOKでしょう。(2)のカヴァーも非常にユニーク、グッド・ジョブ。
新レーベルであるONE・TWO SCHOOLを設立した記念すべき第1弾マキシ・シングル。パンクとスカとポップスが融合した、痛快なサウンド。本人たちが一番楽しんでいるような姿がまさに伺える。(4)はライヴ・ヴァージョンなので、臨場感たっぷりです。