ジャンル : J-POP > フォーク・ニューミュージック
ナイト・ピープルナイト・ピープル
70年代半ばの関西ブルース・ブームの中心的存在だったウェスト・ロード・ブルーズ・バンドのヴォーカリスト・永井ホトケ隆初のソロ・アルバム。大黒摩季がコーラスで、近藤房之助がギターで参加しているが、やはり盟友・山岸潤史と共演した(1)につきる。
ベストアルバム〜中毒ベストアルバム〜中毒
貴乃花にも聴かせたい伝説の放送禁止歌(1)をはじめ、泣く子も笑う珠玉の名曲群を集めたコンピレーション・アルバム。個人的にはヤーさん方面の(8)やプロレス方面の(10)や東スポ方面の(12)が大好きだけれど、師匠と同じ下町出身者としては(11)の味わいも捨て難い。
イッツ・オンリー・ア・バラードイッツ・オンリー・ア・バラード
こういう人を、ヴォーカリスト中のヴォーカリストというのかもしれない。作品の中に自らの人間をほとんど投影させることなく、あくまで楽曲そのものの世界を歌い手として気持ちよく聴かせる。しなやかで伸びやかなヴォーカルは、彼の最大の魅力だろう。
愛がたりない愛がたりない
86年までのシングルなど、オリジナル・アルバム未収録の曲を集めた作品集。30代以上の人ならアグネス・チャンでおなじみの(1)など、貴重モノもあり。どれも彼女ならではの自由な、型にはまらない表現で、音楽が伸び伸びと羽ばたいている。
つかさつかさ
『金八先生』で人気を集め、(2)でデビューしたのが81年なので、このアルバムも、その頃。当時、彼女は14歳。中学生ですわ。ミルク臭いアルバムですわ。でも、よくまとまった佳作です。彼女はムーンライダーズが絡んだ「クリーム星人」って曲がいいんだよね。
さよなら こんにちはさよなら こんにちは
ほっぺたポッチャリで人気の伊藤つかさ(今やミセス!)が82年に発表した、自作曲(8)を含む2ndアルバム。1stに引き続き大貫妙子、原由子、竹内まりや、坂本龍一、高橋幸宏、矢野顕子といった多彩な作家陣を起用。(4)では竹内まりやのコーラスが聴ける。