ジャンル : J-POP > フォーク・ニューミュージック
安田成美安田成美
うひゃー、たよりないフラットヴォイスも懐しい安田成美のデビューアルバムがCDで再発だ。プロデュースを手がけた高橋幸宏の曲や松本隆、売野雅勇らの歌詞が空虚さと紙一重の「少女の危うい存在感」を醸し出している。鈴木慶一作曲の(3)がカワイイ|9656|
ケース・バイ・ケース 1987〜1991ケース・バイ・ケース 1987〜1991
1987〜1991年までのベスト・セレクション。のっけから「野性のバラッド」「長い友との始まりに」「眠れない夜」と続く文字通りのベスト盤だ。日本語をこよなく大切にし、魂で吠え続ける彼には“残る”曲しかないことに今さら気づく。痛い愛を聴け。
ノー・セレクションノー・セレクション
陽水の創造する空間には社会の歪みから生まれる宛先のない怒りがある。それが時代と呼応して何度目かの静かなるブームを迎えてるわけだが…。タイトルの額面通り判断すると本作は、今までリリースされた作品すべてが収録されているように感じるがライヴ音源はパスされてたりする。しかし、アンドレ・カンドレやアルバム未収録曲が収録されているわけだし大全集といっても語弊はない。512ページの超厚ブックレットには歌詞、年表、スーパー語録、50音索引だけでなく歌い出し索引なんてのも付いている。
抒情歌抒情歌
結成40周年記念アルバムだ。変わらぬメンバーで続いているとても日本的なコーラスグループ。4人編成の男声合唱団というスタイルをきちっとまもり通して、日本のコーラスグループのトップを維持し続けているのには頭が下がる。ほのぼの唱歌集です。
抒情歌抒情歌
こちらは童謡編だが、端正で美しいハーモニーが、格調の高さを表している。誰かがリード・ヴォーカルを取るというのではなく、あくまで4人のハーモニーを重視するという、そこら辺が帰って長続きのしているゆえんかもしれないな。安心無印商品です。