ジャンル : ロック・ポップス > ロック・オルタナティヴ
愛を編む。 詩的にも音楽的にも新たなチャレンジとなった最新作『七つの詩篇』は、『ストレンジャー・トゥ・ストレンジャー』以来、 約 7年振りとなるオリジナル・アルバムで、早くも晩年の傑作との呼び声が高い。 7つの「セグメント」に分割された 1 つの連続した作品となっており、ポール・サイモンのアコースティック・ギターとヴォーカルを中心に、 弦楽器や打楽器など追加の伴奏は最小限に抑えられた。そのためポールのヴォーカルが穏やかながらも深く染み入る、 無駄をそぎ落とした、芯のある非常に美しく詩的な歌集となった。妻であるエディ・ブリケルがハーモニーで参加。 印象的な梟のジャケットはアメリカ西部の風景を描いた‘ロッキーマウンテン派’の画家である、トーマス・モランによるものだ。
スティーヴ・ルカサー最新作 「これは、俺のソロとしての音楽とTOTOの音楽との “架け橋 (Bridges)” というべきアルバムだ」 「TOTOがもうスタジオ・アルバムを作ることはないと思われる今、”TOTOのスタイル”の1枚を作りたかったんだ。 そこに近づける限り近づいたアルバム、ということさ」との言葉通り、ソングライティングではルーク本人が7曲、 ジョセフ・ウィリアムスが6曲、デヴィッド・ぺイチが4曲に参加。 ジョセフは全レコーディングに参加し、曲ごとにバックヴォーカル、シンセ、パーカッション、キーボードを担当。 ペイチは5曲でキーボードに参加。 さらに、かつてジェフ・ポーカロ亡き後TOTOのドラマーを務めたサイモン・フィリップスも4曲に参加している。 生演奏1発録りのジャムバンドっぽいコンセプトだった前作から一転、ルカサーの溌溂としたギタープレイはもちろん、 TOTOらしいメロディーやサウンドメイキングが際立つ名曲が満載の、TOTOファン歓喜・感涙の1枚に!