ジャンル : クラシック > 管弦楽曲
ジャズとクラシックを行き来した作曲家といえばジョージ・ガーシュウィンがまず最初に出てきます。TVドラマやCMでもお馴染みの「ラプソディ・イン・ブルー」で彼のオーケストラ編曲を手助けしたのはジャズ・バンド・アレンジャーをしえていたグローフェでした。ジャンルの垣根を越えたクロス・オーバーの先駆ともいえる彼らのポピュラーな名曲を、これまたジャンルの横断を得意としていたバーンスタインの華麗な演奏でお届けします。JAZZの名匠ベニー・グッドマンと共演した自作「プレリュード、フーガとリフ」もボーナストラックとして収録しています。
ミュンシュがフィラデルフィアを振った、知る人ぞ知る貴重な録音。フィラデルフィア・サウンドを十分に活かして、ラヴェルやフォーレでの優美さ、ベルリオーズでのドラマティックな展開を巧みに描き出している。
発売元
キングレコード株式会社「木管と弦がきれいに踊らなきゃ!」と言いたいかのように日フィルが好演。大げさな表現はどこにもないのに、音楽が生き生きして細やかな表情がとてもチャーミングなのだ。さすが劇場で鍛えた西本智実の棒さばき。愉しくて全曲をいっきに聴いてしまった。
「四季」はグラズノフの代表作。何種類かある録音の中で録音、演奏ともに優れているのは、このスヴェトラーノフ盤だ。民族的な香りと洗練された優美さとを併せ持っている。併録の演奏会用ワルツも秀逸。
ラトルがバーミンガム市響と最も充実した演奏を繰り広げていたころの録音で、このころから録音面でレパートリーの広がりをみせてきた。超有名曲を取り上げているが、豊かな感興に満ちた演奏を聴かせている。
20世紀前半の作品を積極的に録音していたころのもので、ストラヴィンスキーの3大バレエでは、最初に録音されたのが、この「ペトルーシュカ」。3楽章の交響曲も必聴の仕上がり。
ヴィラ=ロボスの代表作で、ブラジルの民族音楽とバッハの精神とを融合させようとした意欲作だが、独特の美しさにあふれている。カポロンゴは、豊かな色彩感と民族性に彩られたこの曲の魅力を、十分に伝えている。
白戸家とは、上戸彩が出ているSoftBankの携帯電話のコマーシャルで、白犬のお父さんがいる一家のことである。そこで流れるクラシックの楽曲を集めたのが、このアルバムである。が、中身はまっとうなものである。お父さんが特に演奏に参加しているわけではない。
吹奏楽用にアレンジしたクラシックの有名曲を集めたコンピ盤。全曲ともに、オーケストラ版がDisc2に収録されており、比較ができるようになっているのも大きな特徴だ。