ジャンル : クラシック > 管弦楽曲
フィギュア・スケート人気を反映した企画アルバム。人気選手たちが競技中に使用する楽曲を、2008/2009年シーズンのものを中心に厳選収録している。クラシック入門者にも聴きやすい一枚だ。
シベリウスのスペシャリストとしても知られていたバルビローリの魅力を知る格好の一枚。シベリウスの有名な管弦楽曲はほぼ収録され、バルビローリの名人芸が聴ける当盤は、入門アルバムとしても最適だ。
ショスタコーヴィチと並び、当時のソ連を代表する作曲家、ハチャトゥリアンの代表的なバレエ曲2曲を収録。荒々しいリズム、土俗的とも言えるメロディをテミルカーノフが過不足なく表現している。
人気の“ベスト100”シリーズのバレエ音楽編。チャイコフスキーの3大バレエはもちろん、ロマンティック・バレエの傑作群やストラヴィンスキー、ウエスト・サイド物語までを、一流アーティストの演奏で楽しめる。
2008年6月の定期のライヴ。物語性のある曲目をズラリと並べた面白いプログラム。またグレイアムの「ユーフォニアム協奏曲」も、圧倒的なミードの妙技によって聴きごたえ十分。鳴り良く快適な厚みを持つ響きと緻密なアンサンブルは、この団の実力を物語る。
マーチといえば吹奏楽でしょうが、弦楽器も入ったフルオーケストラで演奏されたスーザのマーチが堪能できるのはこのバーンスタインのアルバムが大定番! マーチ王スーザ以外にもクラシックの有名なマーチが一堂に会した肩のこらない好盤。サーヴィス精神あふれたバーンスタインならではの愉しく、それでいて深みも忘れないマーチ集の決定版!
ウィーン・フィルの「ニューイヤー・コンサート」は、シュトラウス・ファミリーを中心にした魅力的なウィーンの音楽を、最高の演奏で楽しめる元旦恒例の名物コンサートです。めったに指揮をとらないことでも有名で人気・実力ともずば抜けた存在だったカリスマ指揮者カルロス・クライバーが、初めてタクトを取った1989年のコンサートはまさしく“大事件”で、世界中の聴衆がクライバーの華麗でダイナミックな演奏に酔いしれました。このアルバムは、今も「ニューイヤー・コンサート」史上最高の名演と讃えられていて、目くるめく感動に包まれた夢のコンサートの記録です。コンサートの模様を全て収録した完全盤、DSDマスタリングでのリリース。
現代最高の「カリスマ」指揮者といえば彼をおいて他には考えられないでしょう。カルロス・クライバー。その彼がウィーン・フィルの恒例の「ニューイヤー・コンサート」に1992年に登場した際にライヴ・レコーディングされたのがこのアルバム。クライバーの魔法のバトンがウィーン・フィルから新鮮でありながらどこか懐かしい極上の音楽を導き出しました。残念ながらこの年以降、彼は「ニューイヤー」に姿を現すことなく、2004年7月にこの世を去りましたが、彼が遺したこのアルバムは永遠に聴き継がれていくに違いありません。
ストラヴィンスキーの三大バレエのうち、「春の祭典」と「ペトルーシュカ」を取り上げた歴史的名盤です。「春の祭典」は、太古の儀式の様子を描いた作品で、初演時にはあまりに衝撃的な内容でスキャンダルをも引き起こした問題作です。この曲の、ブーレーズにとっては2度目の録音となるものですが、「リズム細胞論」などを駆使した斬新かつ論理的な解釈で、発売以来この曲の決定的演奏として高く評価され続けているものです。謝肉祭の人形芝居の一幕を描いた「ペトルーシュカ」も、革新的な管弦楽法が駆使された作品で、ブーレーズは作曲家でもあるその立場から徹底的に楽曲を分析した解釈に基づき、精緻きわまりない演奏を聴かせます。
イギリスの管弦楽作品の大人気作であるホルストの「惑星」と、近代ロシアのバレエ音楽の名作の一つ、プロコフィエフの「3つのオレンジへの恋」に、マゼールとフランス国立管弦楽団がかつてない新鮮な表現をうち立てた話題盤です。最近、日本のJ-POPシーンでも有名になった「ジュピター」を含む交響組曲「惑星」はスペクタクルで迫力に富んだ表現に加えて、ソフィスティケイトされた響きと旋律が独特の魅力を醸し出す。「3つのオレンジへの恋」も歯切れ良いリズムと豊かな表現づけが、バレエの明るい雰囲気を生き生きと伝えています。
イタリアの巨匠リッカルド・ムーティ指揮のミラノ・スカラ座フィルによるヴェルディの華麗なるオペラの世界です。ムーティの確信に満ちたタクトは、引き締まった造形の美しさとエネルギッシュな感情表現、千変万化する色彩などヴェルディの音楽の深い美の真実を明らかにしています。音楽がどれほど激しく燃え上がっても流麗な歌心が損なわれることは決してありません。血沸き肉踊るヴェルディ・オペラのエッセンスが1枚につまった理想的な名盤です。
クラシック曲の中でも、その古典的な作風が親しまれているバロック曲。優雅で上品な音の佇まいは、まさに現代人にとって心のオアシスとなっていますが、パッヘルベルのカノンやアルビノーニのアダージョなどがいつの時代も人々を魅了し続けています。17〜18世紀にかけて活躍した大作曲家たちが書いた名旋律の数々を、イギリス室内管弦楽団、ロンドン交響楽団、ニューヨーク・フィル、ニューヨーク・フィルハーモニア室内管の最上の演奏で楽しめます。
現在日本のブラスバンドで最も広く演奏され愛好されているアメリカの作曲家アルフレッド・リード。ブラバンの主要レパートリーとして定着している「アルメニアン・ダンス」(全曲)を始め、組曲集など代表的な作品ばかりを集めました。日本の吹奏楽界に大きな足跡を遺した巨匠フェネル指揮する東京佼成ウインドオーケストラや武蔵野音楽大学ウインドアンサンブルの演奏でお楽しみいただける愛聴盤です。
昨今、吹奏楽ファンを中心に盛り上がっている"ブラバン・ブーム"。全国に1万4000を上回る吹奏楽団やアマチュアの吹奏楽クラブがあり、ブラバン人口 は現役で100万人、OB・OGを含めるとなんと500万人を超えるともいわれています。このアルバムは、そんな全ての吹奏楽ファンにおくる究極のブラバン・ベストです。吹奏楽レパートリーの人気曲・定番曲ばかりを集めました。日本を代表するプロ団体、東京佼成ウインドオーケストラを始め、武蔵野音楽大学ウインドアンサンブル、フィルハーモニア ウインド アンサンブルによる圧倒的な演奏でお楽しみ下さい。
制作・出演
ザ・ボストン・ポップス・オーケストラ / ジョン・ウィリアムズ / スカイウォーカー・シンフォニー・オーケストラ / タングルウッド祝祭合唱団 / トゥーツ・シールマンス / ピッツバーグ交響楽団 / ヨーヨー・マ / ロンドン交響楽団映画音楽の世界に燦然と輝く巨匠、ジョン・ウィリアムズ。そんな彼が長いキャリアの中で手がけてきた様々な映画音楽の聴き所ばかりを集めた究極のベスト・アルバム。ジョン・ウィリアムズの代名詞的作品である「スター・ウォーズ」を始めとする、ジョン・ウィリアムズのすべてが分かる2枚組です。