ジャンル : クラシック > 協奏曲
制作・出演
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 / ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / ジュゼッペ・シノーポリ / ハイドン / フィルハーモニア管弦楽団 / ミッシャ・マイスキー / ヨーロッパ室内管弦楽団 / レナード・バーンスタイン6回録音しているイ・ムジチによる、これは3度目の録音。「四季」の定番中の定番録音と言えるもの。今回は「調和の幻想」から3曲を追加収録していて、ヴィヴァルディ入門としては最適なアルバムとなっている。
アルゲリッチの代表的な録音2つをカップリング。両方ともライヴ録音で、アルゲリッチの美質が遺憾なく発揮されている。30代後半の、奔放さと緻密さが見事に一体となった、天才ならではの快演だ。
内田光子のモーツァルト協奏曲全集の中から、短調の作品2曲をカップリング。古典的な様式感をたたえ、濃やかな表情を持った音楽が、オーケストラと見事な一体感を作り上げ、至福のときが流れてゆく。
チャイコフスキー・コンクール優勝の3年後に録音されたチャイコフスキーと、90年録音のメンデルスゾーンとの、定番のカップリング。どちらも、知と情とが兼ね備わった演奏として、高く評価されたもの。
モーツァルトのピアノ協奏曲全曲録音からのもの。テイトのきちっとした様式感を持ったスタイリッシュなオーケストラに、内田の美音が絡みつく。古典美とロマンティシズムか交差する見事なモーツァルト。
馴染みの有名曲をイ・ムジチの名演で楽しもうというコンピレーション・アルバム。イ・ムジチがもっとも得意とするバロック音楽で、清新で流麗に良くうたうこの合奏団の美質が大いに堪能できる1枚だ。
協奏曲は、シェリング、2度目の録音。厳しく律したヴァイオリンながら、この上ない美しさも持ち合わせるシェリングの、独得の格調高い音楽美が味わえる。指揮もまた一分の隙もなくヴァイオリンに添っている。
全曲録音の中から、有名な第2番他をセレクトした1枚。「ヴォカリーズ」は作曲家でもあるコチシュ自身の編曲によるもの。ラフマニノフ独得の濃密なロマンティシズムを、見事に表出した演奏として有名なもの。