ジャンル : クラシック > 協奏曲
コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲ほかコルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲ほか
制作・出演
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト / クヴィリーネ・フィアセン / ジルケ・アヴェンハウス / ダーフィト・フリューヴィルト / ハンナ・ヴァインマイスター / ヘンリー・ジークフリードソン / ベンヤミン・シュミット / 小澤征爾J.S.バッハ:協奏曲集 愛のコンチェルトJ.S.バッハ:協奏曲集 愛のコンチェルト
早いもので千住真理子もデビューから30年が経つ。ヴァイオリン協奏曲の“原点”ともいうべきバッハの3作品を選曲したのは、彼女の“新生”の出発点をほのめかすようだ。演奏からは豊艶ともいえる歌わせ方の熟成と“意気込み”が十全に伝わってくる。
EMI CLASSICS 決定盤 1300 153::J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集EMI CLASSICS 決定盤 1300 153::J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集
発売元
ユニバーサルミュージック十代最後のムターの録音。アッカルドのロマンティシズムがムターに移ったかのような、甘美でロマンティックなバッハ。隅々まで気の入った細やかなニュアンスが、すでに大家の片鱗を見せている。
EMI CLASSICS 決定盤 1300 154::ドヴォルザーク/グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲EMI CLASSICS 決定盤 1300 154::ドヴォルザーク/グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲
当時30歳前後の指揮者、ソリストによる、非常に若々しく新鮮な演奏。両者ともにアクの強いタイプではないので、特にグラズノフなどはそのさっぱりした味わいが物足りないかも。しかし、ドヴォルザークの第2楽章などは、その抒情的な雰囲気が美しい。
モーツァルト・アルバム:ピアノ協奏曲 第21番/ピアノ・ソナタ 第11番 <トルコ行進曲付き>モーツァルト・アルバム:ピアノ協奏曲 第21番/ピアノ・ソナタ 第11番 <トルコ行進曲付き>
前途有望なピアニストの登場を感じた。写真からすら見て取れる瞳の輝きも魅力的だが、特筆すべきは音楽から立ちのぼる、非凡な“愛嬌”とでもいう印象。音の粒立ちとか、フレーズ感の自然さ、とかカタイことを言いたくなくなるこの優れた特質を、ぜひ失わずに!★
モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲/協奏曲第1番・第2番/フルートとオーケストラのためのアンダンテモーツァルト:フルートとハープのための協奏曲/協奏曲第1番・第2番/フルートとオーケストラのためのアンダンテ
クロスオーヴァー・アーティストのイメージが強かったグリミネッリの、本格的なクラシック・アルバム。伸びやかによく歌い、歯切れもいい。ヴィブラートは控えめで、テンポの速さと相まって、ロマンティシズムが抑えられているのは、バックがノリントンだからだろう。
モーツァルト:ヴァイオリンとオーケストラのための作品全集モーツァルト:ヴァイオリンとオーケストラのための作品全集