ジャンル : クラシック > 協奏曲
制作・出演
アントワン・タメスティ / イザベル・ファウスト / エルヴィン・ヴィーリンガ / クセニア・レフラー / ゲオルク・カッルヴァイト / ベルリン古楽アカデミー / ミヒャエル・ボッシュ / ミロスラフ・ロヴェンスキブルーノ・ワルターの芸術・全ステレオ録音1957-1961[12] ブルーノ・ワルター(1876-1962)が最晩年の1957年〜61年にかけて残したステレオ録音は、彼の膨大なディスコグラフィの中でも最重要の演奏であり、 長い音楽活動のさまざまな経験と深い洞察とが結実した、録音の「世界遺産」級の名盤ぞろい。特別に組織されたコロンビア交響楽団との 緻密なリハーサルとセッションを積み重ね、音響効果の優れたアメリカン・リージョン・ホールで最新鋭の機材・技術で収録されたステレオ初期の名録音です。 それらを1998年以来21年ぶりに新規リミックス&リマスターし、2020年度第58回「レコード・アカデミー賞」特別部門・特別賞を受賞した 『ブルーノ・ワルター全ステレオ録音SA-CDハイブリッド・エディション』(全7巻・2019〜20年発売)からの分売です。 ■1958年のモーツァルト第3番・第4番、1959年のブラームス二重協奏曲に続くフランチェスカッティとの共演。美音のソロは古典の規を重視し、 オーケストラが彩る豊かなニュアンスはワルターならでは。 日本からのリクエストで実現した録音で、長らくアナログ時代の定番として聴き継がれてきた不滅の名盤です。
今、多方面から注目を集める若き俊英LEO。16歳の時に史上最年少で邦楽界の登竜門・くまもと全国邦楽コンクールを制し、 2019年出光音楽賞受賞。MBS「情熱大陸」、テレビ朝日「題名のない音楽会」「徹子の部屋」などメディアにも頻繁に取り上げられ、 実力とスター性を兼ね備えた存在として期待を寄せられている。 2021年1月には京都市交響楽団のニューイヤーコンサートにて、伊福部昭作曲「交響的エグログ」でソリストを務め、 また2021年3月に発売された最新アルバム「In A Landscape」ではケージ、ライヒ、坂本龍一、藤倉大といったクラシック作品を取り上げた 内容が音楽誌・新聞等で評判を呼ぶなど、クラシック界でもその存在感を急速に強めている。 今作は、LEOがロンドンを拠点に国際的に活躍する作曲家・藤倉大に自ら委嘱した「箏協奏曲」を収録。 2021年4月30日にサントリーホールにて、鈴木優人指揮・読売日本交響楽団との共演での世界初演が決定していたものの、緊急事態宣言の発令により 異例の「無観客初演」となった模様を収録している。 初演模様は同年6月に日本テレビ『読響プレミア』でも放送され、和楽器と管弦楽の融合によって生み出されるその新鮮な響きが音楽 ファンの間でも大きな話題を呼んでおり、今回が初の音盤化となる。 アルバムには協奏曲のほか、藤倉作曲による箏独奏曲「Ryu」「Tsuki」「Shinza」の3曲も収録。気鋭の奏者と作曲家、 二人のアーティストのコラボレーションによって、和楽器の新たな可能性が繰り広げられている1枚となっている。 なお、協奏曲は早くも2021年7月10日・11日に読響との再演が決定。読響常任指揮者のセバスティアン・ヴァイグレ指揮のもと、 東京芸術劇場にて「有観客初演」が行われる。また、同楽曲は作曲家自身によって「室内楽版」も作曲されており、「室内楽版」は 10月22日紀尾井ホールで行われるLEOのリサイタルにて初演される予定。