ジャンル : クラシック > 歌劇・オペラ
制作・出演
アルノルト・シェーンベルク合唱団 / アンジェラ・ルネ・シンプソン / イサベル・カバトゥ / グレッグ・ベイカー / ジョナサン・レマル / ジョージ・ガーシュイン / ダボーズ・ヘイウォード / ニコラウス・アーノンクール / マイケル・フォレスト / ヨーロッパ室内管弦楽団2009年のグラーツにおける衝撃的ライヴ。演奏に充満したエネルギーの大きさに肝をつぶす。この作品の持つドラマとしての威力を全面に押し立てたアーノンクールのアプローチは80歳を過ぎているとは思えないほどアグレッシヴだ。躍動感あふれる合唱が圧巻。
ラフマニノフ自身が弾いた古い録音のタッチや音量を、有名なソフト“ZENPH”で精密に解析し、そのMIDIデータを使って現代ピアノで自動演奏したCD。ピアノは1909年製のスタインウェイ。これは凄い。彼の自在で優雅なピアノ演奏が生々しく蘇っている。
カラスにとっては珍しい、フランス・オペラのアリア集の第1集。プレートルとフランス国立放送o.をバックにした、カラスの役に没入する並外れた演技力と千変万化の感情表現の幅広さを十分に実感できる一枚だ。
最も後期に属する録音となった、カラスのフランス・オペラ・アリア集の第2集。絶頂期の声の輝きには届かないものの、その表現力の広さと奥深さにますます磨きがかかった、底知れない力が伝わってくる作品だ。
自在な芸風に磨きのかかる才媛バルトリ、新たなテーマは“カストラート”。芸術的には比類なき成果を収めながらも、“音楽的官能の犠牲者たち”とされる非人道的扱いの犠牲者たちへのレクイエムでもある。アルバムでは見事な選曲・構成を驚きの歌唱で披露する一方、辛辣な一文をライナーに寄せている。★
制作・出演
アンドレ・プレヴィン / ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / オラフ・ベーア / カール・ハフナー / キリ・テ・カナワ / トム・クラウセ / ブリギッテ・ファスベンダー / ヨハン・シュトラウス2世 / リチャード・リーチ / ヴォルフガング・ブレンデルプレヴィンとVPOとの共演を集めた日本企画シリーズ。初のオペラ録音となったアルバムで、カナワやベーア、グルベローヴァら歌手陣の顔触れが豪華。堂に入ったVPOの洒脱な演奏とプレヴィンの指揮の盛り立ても抜群。
ゲオルギューのEMI移籍第1弾となるアルバム。ヴェルディ、プッチーニ、マスネなどのリリカルな役を得意としていたゲオルギューが、ドラマティックな歌やコロラトゥーラに挑んだ意欲作として注目された作品だ。
発売元
ユニバーサルミュージックフランス・オペラのアリアばかりを集めた、カレーラスにしては珍しいアルバム。テノーレ・リリコの特質を生かして、フランス特有の優雅で流麗な旋律と見事に適合している。カレーラス本来の魅力が発揮された一枚。
フランスが久々に生んだ世界的なコロラトゥーラ・ソプラノ、デセイによるフランス・オペラのアリア集。稀有なコロラトゥーラとしての彼女の魅力が堪能できる、19世紀からのユニークで興味深い選曲だ。
制作・出演
W.H.オーデン / アントニー・ロルフ=ジョンソン / サイトウ・キネン・オーケストラ / シルヴィア・マクネアー / ストラヴィンスキー / テッド・テイラー / ドナルド・アダムス / 小澤征爾 / 東京オペラ・シンガーズ / 江上孝規最高の音で楽しむために!