ジャンル : クラシック > 歌劇・オペラ
発売元
キングレコード株式会社日本最初の歌劇「露営の夢」(1905年初演)を作曲した北村季晴による「ドンブラコ」(1912年初演)の初録音。伴奏はほぼピアノのみで歌唱(女声のみ)も簡素だが、童謡や古謡を多数用いた曲調は親しみやすく驚くほどに新鮮。充実のブックレット付きで資料的価値も高い。★
卓抜した歌唱テクニックと表現力で20世紀後半を代表するソプラノ、カラスの絶頂期の声を記録した名盤。マクベス夫人やエリザベッタ、エルヴィラらの深い心理描写と劇的な歌唱を聴けば、彼女の天才ぶりが実感できる。
オペラの発展に大きく寄与した20世紀を代表するソプラノ、カラスのダイエット後となる60年代初めの録音。声自体は若干衰えたものの、表現力は凄みと深みを増した。ここでは、全曲録音の機会に恵まれなかった3作品が選ばれている。
制作・出演
アンナ・ネトレプコ / ウィーン・ジングアカデミー / ウィーン交響楽団 / エリーナ・ガランチャ / ジョセフ・カレヤ / ティツィアーノ・ブラッチ / ファビオ・ルイジ / フェリーチェ・ロマーニ / ベルリーニ / ロバート・グリアドウ話題のふたり、ガランチャとネトレプコの競演にどっぷり酔いしれる愉悦。演奏会形式での公演ライヴだが、舞台を彷彿とさせる迫真力は歌手陣の力量の素晴らしさ。加えて、スターだけを突出させずに全体を大きく俯瞰する指揮の技。バランスに優れた秀演。★
制作・出演
シモーネ・ヤング / ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団 / ファルク・シュトルックマン / ペーター・ガイヤール / ヤン・ブッフヴァルト / ユルゲン・ザッハー / ラディスラフ・エルグル / ワーグナー / ヴォルフガング・コッホジャンルを越えて活動していた沢井忠夫を中心とした邦楽奏者たちと、日本ジャズ界の名プレイヤーたちによる異色のバッハ名曲集。どんな楽器やアレンジをも呑み込んでしまうバッハの懐深さと、録音時から約40年を経た今日でも面白く聴ける着想の妙に感嘆することしきり。
制作・出演
アラン・カーティス / イル・コンプレッソ・バロッコ / カリーナ・ゴーヴァン / コビー・ヴァン・レンスブルグ / ジョイス・ディドナート / ソニア・プリナ / ヘンデル / マイテ・ボーモン / ヴィート・プリアンテ制作・出演
サイモン・ハルゼイ / サイモン・ラトル / ジャン=ポール・フーシェクール / ジョゼ・ヴァン・ダム / ナタリー・シュトゥッツマン / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / ベルリン放送合唱団 / マグダレナ・コジェナー / ラヴェル発売元
日本コロムビア株式会社最高の音で楽しむために!
制作・出演
アレッサンドロ・デ・マルキ / イルデブランド・ダルカンジェロ / ジェンマ・ベルタニョッリ / チューリヒ歌劇場ラ・シンティッラ管弦楽団 / チューリヒ歌劇場合唱団 / バルトリ / フェリーチェ・ロマーニ / フローレス / ベッリーニピリオド楽器演奏の潮流はベルカント・オペラにまで至った。マリブランへのトリビュート・アルバム『マリア』を通じて、バルトリが到達したのがこの19世紀のディーヴァの代表作「夢遊病の娘」。メッゾ・ソプラノがタイトルロールを歌えば風景も変わる。★
制作・出演
アントニーノ・ヴォットー / ティト・ゴッビ / トゥリオ・セラフィン / ニコライ・ゲッダ / プッチーニ / ヘルベルト・フォン・カラヤン / マリア・カラス / ミラノ・スカラ座歌劇場管弦楽団 / ヴィクトール・デ・サバータ20世紀を代表するソプラノ、マリア・カラスはプッチーニ主要オペラ7作を録音している。その中から、ラヴ・シーンでうたわれる、あるいは愛をうたったアリアを取り上げた一枚。カラスによる迫真の愛の告白集だ。