ジャンル : クラシック > 声楽曲
ヘンルーダの花が咲いたらヘンルーダの花が咲いたら
カンテムス少年少女合唱団は、ハンガリーのある小学校の生徒たちによって編成されている超ローカルな合唱団。その素朴で少しザラついたハーモニーに、以前「ブルガリアン・ヴォイス」を聴いたとき(そこまで刺激的でないにしても)の驚きを思い出した。
野ばら/シューベルト歌曲集野ばら/シューベルト歌曲集
全盛期に比べて幾分衰えたとは言え、シュライアーの歌声は今年還暦を迎える人の声とは思えないほど若々しく、どの曲も立派すぎるくらい堂々としている。その純朴で折り目正しい歌唱は今でも健在だ。長期間にわたって熟成された深みのあるシューベルト。
モーツァルト:レクイエムモーツァルト:レクイエム
美しい演奏だ。全体としては、この曲のもつデモーニッシュな側面よりも、自らの心を慰める深い締念のほうに焦点が当たっている。テンポの設定も良く、合唱団の発声も的確。版は通常のジュスマイヤー補筆のもの。歌手も好唱。
フォーレ:レクイエム、パヴァーヌフォーレ:レクイエム、パヴァーヌ
デイヴィスはエレガントな感覚や宗教的な敬虔さに寄り掛からず、音楽的な構成を浮き彫りにする。英国のオーケストラならではの、ほの暗い音色には多少の違和感を覚えるが、抒情的な美しさは格別である。抑制ぎみに歌うポップの澄んだ美声がひときわ印象的。
グレゴリアン・チャントグレゴリアン・チャント
ブームは未だ続いていると見えて、またもやグレゴリオ聖歌のアルバムである。といっても録音は69年と古い。演奏としては、どれも粒が揃っており、正に聖歌の模範的歌唱といえるだろう。曲順も教会の暦に添って整えられているから、なおさらだ。