ジャンル : クラシック > 現代音楽
ライヒが絶賛する日本人パーカッショニスト! 日本限定で「書下ろし日本語解説添付」がリリース! 「クニコは最高のパーカッショニストだ。彼女は素晴らしいアレンジを創り上げた。」 〜 スティーヴ・ライヒ(2011) 発売後、各オーディオ誌やオーディオ関連サイト(Prosound、Net Audio、月刊HiVi、etc)でも取り上げられ、その音楽づくりや録音の良さが話題を呼んでいるこのアルバムは、加藤訓子本人による書下ろし日本語解説が読み応えのあるものともなっています。 下の画像リンクからは、CD発売を記念しておこなわれたコンサートの模様を映像で見ることができます。 スティーヴ・ライヒが全幅の信頼を寄せる日本人パーカッショニスト加藤訓子が、ライヒの傑作[『カウンターポイント三部作』を世界初となるパーカッション・アレンジでレコーディング! スティールパン、ヴィブラフォン、マリンバ(&テープ)が奏でる『エレクトリック・カウンターポイント』から広がる独創的で神秘的な音響空間。規則的な反復を繰り返しながら徐々に変化を遂げてゆくライヒの音楽とパーカッションのサウンド、そして加藤訓子のアレンジが、喧騒や混沌とは無縁の異空間へと誘います。(東京エムプラス) 【収録情報】 ライヒ/加藤訓子編: ・エレクトリック・カウンターポイント(パーカッション・ヴァージョン) ・シックス・マリンバ・カウンターポイント(ソロ・ヴァージョン) ・ヴァーモント・カウンターポイント(ヴィブラフォン・ヴァージョン) 加藤訓子(パーカッション) 録音:2009年1月28-29日、ブラックバード・スタジオ(Studio D/ナッシュビル、テネシー、USA)、2009年11月24日ー25日、サイデラ・マスタリング(東京)、2010年3月28日ー29日、名古屋芸術大学音楽部レコーディング・スタジオ(愛知) エンジニア:ジョージ・マッセンバーグ、深田晃、オノ・セイゲン、長江和哉 SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND Disc1 1 : 1. Fast 2 : 2. Slow 3 : 3. Fast 4 : Six Marimbas Counterpoint 5 : Vermont Counterpoint (Version for Vibraphone) Powered by HMV
最高の音で楽しむために!
発売元
株式会社フォンテック九州ゆかりの作品を多数残した團伊玖磨の、新旧二つの管弦楽付き合唱曲。ソロを含む「筑紫讃歌」は50分に及ぶ大作で、よく知られる「筑後川」からは30年の年月を経ているが、同系統の穏健な作品。素朴で雄大なハーモニーにあふれる楽曲を、地元の団体が情熱をこめて歌いあげる、幸せな時間が刻まれたライヴだ。
毎回よくやるなと消極的な感慨は、毎回確実に吹き飛ばされる、クレーメル&若者たち入魂の録音。詩篇から採られたそのタイトルに心して聴かれよ。そしてアルバムに隠されたメッセージ(というか翻訳も含めて明記されているが……)、現ロシア政権を批判・投獄中のホドルコフスキーへのエール。★
制作・出演
LisaKaplan / MattAlbert / MatthewDuvall / MichaelJ.Maccaferri / NicholasPhotinos / TimMunro / エイス・ブラックバード / スティーヴ・ライヒライヒの近作2曲。反復の形が変幻するミクロ構造と、枠組みとしての和声や速度がスイッチするマクロ構造が入れ子になったお馴染みの形だが、ロック・バンド編成の音が意外に醒めて響いたり、旋律風音型が妙に俗っぽかったりと、風穴を呼び込む仕掛が面白い。
小澤指揮による70年代半ばと、若杉指揮の60年代の武満作品を集めたCDで、もともとは2枚のLPで発表されたもの。ともに武満作品において定評のある指揮者だけに、優れたソリストを擁し、その神髄に触れている。
制作・出演
アンドルー・クローレー / オリヴァー・ナッセン / ピーター・ゼルキン / ポール・クロスリー / マイケル・コリンズ / マイケル・トンプソン / マルク・ファン・デ・ヴィール / ロンドン・シンフォニエッタ / 武満徹イギリスの現代作曲家で武満の友人でもあったナッセンが指揮する2枚目の武満アルバム。ここでは最後の10年間の作品から選曲されている。淡い調性感と独特の透明感に彩られた晩年の武満ワールドが堪能できる。
武満が敬愛するニコレとホリガー夫妻に捧げた作品集。いずれも1970年と1971年の作品だ。まだ60年代の前衛の香りが強いころで、名手たちによる演奏が、尖鋭な美しさを湛えている。
フルートを愛した武満徹の80年代以降のフルート作品を、彼を敬愛するガロワの演奏で収録。後年の武満サウンドが確立された時期の作品で、スタティックで官能的なまでに美しい作品が並んでいる。
初期の傑作「ソン・カリグラフィ」、フィリップ・ジョーンズ・ブラスEns.のために書いた「ガーデン・レイン」ほか、50年代後半から70年代半ばの作品を集めている。武満の作風の変化が実感できる一枚だ。
武満徹の雅楽器と邦楽器のために書かれた作品を収録した一枚。邦楽器を使って最も成功した現代音楽が並んでいる。中でも「秋庭歌」は、雅楽器特有の音色を見事に生かし、至純の美しさを作り出している。