ジャンル : ジャズ > フュージョン
てっきりジャズの人かと思ってたら、なんでも大貫憲章氏のロンドン・ナイトの常連だったそうで。全編懐かしのヒット曲なるも、アレンジは遊び心に満ちている。「ロックバルーンは99」なんてラテン調だし。仲間とワイワイ言いながら作っている雰囲気が伝わってくる。
ジャズのスタンダードに津軽弁の歌詞を当てはめるという実に大胆な企画も、いざ聴いてみるとすんなり聴けてしまう不思議。これは津軽弁の響きもさることながら、香川出身の伊藤君子による方言習得力によるところも大。名盤と珍盤の間で永遠に揺れ続けるだろう。
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グ・ルーヴ女性4人のコーラス・グループ、スイート・ボイスの4枚目となるアルバム。映画コメンテイターのLiLiCoが参加した昭和のラテン歌謡風の「KISS KISS KISS」をはじめとして、全体的にラテン色の濃い内容。ちなみに、このジャケを描いたのはなんと元野球選手のSHINJO!
横浜出身、フロリダ在住で日本と米国を行き来するシンガーの9年ぶりとなる4作目。しっとりと情感を表出する「Maybe you'll be there」、ボッサから4ビートへと変化するリズムに軽快にのる「I concentrate on you」、語りかけるように歌う「Violets for your furs」など余裕を感じさせる。青木弘武の端正なピアノを中心としたバックも好演。
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株式会社ギザ新感覚ラテン・シンガー、伊奈木による2作目。ノラ・ジョーンズ、ブリトニー・スピアーズ、マドンナなどのポップスを打ち込みビートのラテン・ポップスに仕上げている。明るく澱みない声が爽やかなアップ・テンポの曲調とマッチして、夏のBGMに最適だ。
多彩なアーティストとのコラボを通してシンガーとしての表現力の豊かさを発揮した5作目。高揚感に満ちた野崎良太プロデュースの「LULLABY OF BIRDLAND」、クリヤ・マコトらしい明快な音作りが歌に合う「TAKE THE A TRAIN(A列車で行こう)」など質が高い。ギター弾き語りのSaigenjiとデュエットする「LIGHT MY FIRE」ほかロック系楽曲のカヴァーも充実。