ジャンル : ジャズ > フュージョン
Modern World SymphonModern World Symphon
ピアノ・トリオを中心に、曲趣に応じてストリングスやサックス、ギターを絡め、懐かしさを覚えるものから今風のものまで古今多彩なサウンド・スタイルを、アナクロに落ちずお小器用に堕さず、現代の快のカタチとしてさらり心地よく渡っていく。“交響”なるほど。
ナンシー梅木 アーリー・デイズ 1950〜1954 Deluxe Editionナンシー梅木 アーリー・デイズ 1950〜1954 Deluxe Edition
制作・出演
グラマシー・シックス / ゲイ・セプテット / デュセス・ワイルド / ナンシー梅木 / 与田輝雄とシックス・レモンズ / 多忠修とゲイ・スターズ / 多忠修とビクター・オール・スターズ / 日本ビクター管弦楽団ナンシー梅木がビクターで録音した音源集。戦後最初のスター女性ジャズ歌手だった彼女が歌う2曲目のジャパニーズ・ソング集が実にいい。柔らかく、情感に満ちたヴォーカルを聴かせる。この歌があればこそ、後の都会派モダン歌謡が生まれたと想像させる。
フレンズフレンズ
初めてオリジナル曲を中心にまとめた通算4作目。コロコロとしたタッチのシンプルなピアノで癒す力に満ちた声の良さを際立たせる「Friends」、花の名前を羅列した歌詞が美しく響く「ハルトラノオ」、穏やかで淡い感傷が心地よい「The Second Star To The Right」などは曲自体が素晴らしい。スタンダードの「Skylark」も独自の世界観で歌う。★
ジャスト・ザ・トゥ・オブ・アスジャスト・ザ・トゥ・オブ・アス
ビル・ウィザース、ロバータ・フラック、ジェームス・テイラーらのヒット曲、あるいは「ベサメ・ムーチョ」のようなラテン曲をソウルフルに歌っているサード作。カッチリとまとまったタイトなサウンドと情熱的な歌声のブレンドが魅力的。編曲は笹路正徳と河野啓三。
fiftyfifty
デビュー10周年アルバム・タイトルに自分の年齢を持ってきて、内容は全編弾き語り。で、のっけから「愛の讃歌」なわけでして、その自信と貫禄には恐れ入るばかりだが、そのぶん、ヴォーカルなしのソロ・ピアノを披露している「グリーンスリーヴス」がやけに神妙に響いてくる。