ジャンル : 演歌・純邦楽・落語 > ドキュメント・脱音楽
夜の海辺にてーカスキ:作品集夜の海辺にてーカスキ:作品集
カスキは1885年、フィンランド生まれの作曲家だが、シベリウスなどに比べ本国でも半ば忘れられていたようだ。舘野による再評価。いろいろな作曲家の影響を感じさせ、確かに音楽史を画するものではないが美しい旋律や豊かな抒情、音色の冴えを感じる瞬間がある。
空飛ぶ鯨空飛ぶ鯨
榎木孝明自身の書いた詞や描いた絵をバックに、モノローグ調で彼の朗読が響いてくる。落ちついた声で優しく語りかけてくる榎木孝明。その聡明な声と郷愁を覚えさせる物語は、聴き手の心を、遠い田舎の風景へと導いていく。彼自身の歌も同時収録中。
消しゴムで書いた落書き消しゴムで書いた落書き
淡々と響くアコギやオルガンの音色にノセ、ズーズー弁で心なごむ、微笑ましい詞を朗読する伊奈かっぺい。ちょっとコミカルな詞のなかで描かれた、今の日本人が忘れた暖かい心。心をほんわか暖かくしたいとき、田舎に郷愁を馳せたくなるとき聴きたい作品だ。
夜汽車で翔んだ落書き夜汽車で翔んだ落書き
青森の言葉をコミカルに宣伝し続ける伊奈かっぺいの78年の東京でのライヴを収録。しんみりとした話にしょうもない駄洒落をポツリをかましながら語り、歌っていく。歌詞カードを見ながらでないと、アレッどういう意味だとなるスリリングさが醍醐味だ。