オクトーバー・ラスト
前作『ブラッディ・キッシズ』がアメリカでゴールド・ディスクに輝いた、NY出身のゴシック・メタル・バンドの96年のアルバム。重厚で幻想的ともいえるサウンドと、叙情的なメロディとの融合は確かに独特で、ひところのイギリスのゴス・バンドがプログレ指向になったような音世界がユニーク。
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ニューヨーク出身の4人組による2作目。ゴシック・メタルといった趣でドラマチックに曲を展開していくが、けっこう豪快だ。感情を豊かに表現できているヴォーカルもよし。おばけ屋敷のごとくあちこちの妙な仕掛けがあり、よくできていて楽しめますよ。 2000/02/16 発売
3作目が100万枚の売り上げを記録し、本国アメリカでは絶対的な地位を獲得しているバンド初のベスト。セックス・シンボルとしても崇められている“ピータ”の艶めかしい声を堪能できる。 2000/11/22 発売
オルタナの時代のさなか、セックスと死にこだわり独特の耽美の感覚を生み出したUSゴスの開拓者が4年ぶりに放つ6枚目のアルバム。疾走感のある曲とよれて壊れた感覚をたたえた曲の落差が広がり、思いもかけぬポップさをにじませる曲もある。巷のゴス流行とは一線を画した独自の前進が続く。 2003/06/25 発売
91年のデビュー以来、アメリカを中心に根強い人気を誇るゴシック・メタル・バンド、タイプ・オー・ネガティヴのベスト盤。重厚かつダークで耽美なサウンド、ニヒリスティックな世界観が魅力だ。既発5作品からのナンバーと未発表曲をコンパイル。 2006/12/20 発売
ゴシック・メタルの元祖が放つ4年ぶりのアルバムは、絶望的なまでのニヒリズムと、退廃的な残虐性によって彩られた、悦楽的な暗黒の音世界。こんなものに悦びを見いださなければならないとは、ヤツらが病んでいるのか、それとも我々か。いや、世界のすべてがそうなのだ。 2007/03/21 発売
故ピーター・スティールが率いたタイプ・オー・ネガティヴの 7枚目にして最後のアルバムが 2枚組で再発! スラッシュ・メタル、ハードコア、ゴシック、ドゥーム、そしてビートルズに至るまで、すべてを吸収・消化し、たどりついた境地。 ピーターの魅⼒的なヴォーカルは、時を経ても⼀切色褪せない。 【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】 2010年、フロントマンのピーター・スティールの逝去により解散してしまったタイプ・オー・ネガティヴ。 もともとはカーニヴォアという賛否両論渦巻く過激なスラッシュ・メタル・バンドをやっていたピーターであるが、 90年にタイプ・オー・ネガティヴを結成。91年には『Slow, Deep and Hard』でアルバム・デビューを果たす。 ブラック・サバスとビートルズから大きなインスピレーションを受けていたと語るピーターであるが、 その音楽性はゴシック・メタルとでも言うべきものであり、彼らはメインストリームで大きな人気を獲得していく。 93年の『Bloody Kisses』、96 年の『October Rust』は、ロックの歴史に残る名盤である。 また90年代、ピーター・スティールはプレイガール誌でヌードを披露するなど、セックス・シンボルとしても活躍をした。 この度、そんなタイプ・オー・ネガティヴが 07年にリリースした、7枚目にしてラスト・アルバムである『デッド・アゲイン』が再発となる。 本作リリース後、レコード会社が倒産。続いて前述のピーターの死。さらに本作の曲作りをしたリハーサル・スタジオが、 ハリケーン・サンディで倒壊。なんていう曰く付きの傑作が、リリースから 15年の時を経て、再び日の目を見ることになったのだ。 スラッシュ・メタル、ハードコア、ゴシック、ドゥーム、そしてビートルズ。すべてを吸収・消化し、 たどりついた境地。ピーター・スティールの魅力的なヴォーカルは、時を経ても⼀切色褪せない。 あまりに早い死が本当に悔やまれる。 2枚組仕様で、ボーナス・ディスクにはライヴ・トラック 10曲を収録。 【メンバー】 ピーター・スティール(ヴォーカル/ベース) ケニー・ヒッキー(ギター) ジョシュ・シルヴァー(キーボード) ジョニー・ケリー(ドラムス) 2022/12/02 発売