音楽むすび | ライフ・イズ・キリング・ミー

ライフ・イズ・キリング・ミー

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オルタナの時代のさなか、セックスと死にこだわり独特の耽美の感覚を生み出したUSゴスの開拓者が4年ぶりに放つ6枚目のアルバム。疾走感のある曲とよれて壊れた感覚をたたえた曲の落差が広がり、思いもかけぬポップさをにじませる曲もある。巷のゴス流行とは一線を画した独自の前進が続く。

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デッド・アゲインデッド・アゲイン

故ピーター・スティールが率いたタイプ・オー・ネガティヴの 7枚目にして最後のアルバムが 2枚組で再発! スラッシュ・メタル、ハードコア、ゴシック、ドゥーム、そしてビートルズに至るまで、すべてを吸収・消化し、たどりついた境地。 ピーターの魅⼒的なヴォーカルは、時を経ても⼀切色褪せない。 【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】 2010年、フロントマンのピーター・スティールの逝去により解散してしまったタイプ・オー・ネガティヴ。 もともとはカーニヴォアという賛否両論渦巻く過激なスラッシュ・メタル・バンドをやっていたピーターであるが、 90年にタイプ・オー・ネガティヴを結成。91年には『Slow, Deep and Hard』でアルバム・デビューを果たす。 ブラック・サバスとビートルズから大きなインスピレーションを受けていたと語るピーターであるが、 その音楽性はゴシック・メタルとでも言うべきものであり、彼らはメインストリームで大きな人気を獲得していく。 93年の『Bloody Kisses』、96 年の『October Rust』は、ロックの歴史に残る名盤である。 また90年代、ピーター・スティールはプレイガール誌でヌードを披露するなど、セックス・シンボルとしても活躍をした。 この度、そんなタイプ・オー・ネガティヴが 07年にリリースした、7枚目にしてラスト・アルバムである『デッド・アゲイン』が再発となる。 本作リリース後、レコード会社が倒産。続いて前述のピーターの死。さらに本作の曲作りをしたリハーサル・スタジオが、 ハリケーン・サンディで倒壊。なんていう曰く付きの傑作が、リリースから 15年の時を経て、再び日の目を見ることになったのだ。 スラッシュ・メタル、ハードコア、ゴシック、ドゥーム、そしてビートルズ。すべてを吸収・消化し、 たどりついた境地。ピーター・スティールの魅力的なヴォーカルは、時を経ても⼀切色褪せない。 あまりに早い死が本当に悔やまれる。 2枚組仕様で、ボーナス・ディスクにはライヴ・トラック 10曲を収録。 【メンバー】 ピーター・スティール(ヴォーカル/ベース) ケニー・ヒッキー(ギター) ジョシュ・シルヴァー(キーボード) ジョニー・ケリー(ドラムス) 2022/12/02 発売

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