サンキュー・ヴァッケン〜ライヴ・アット・ヴァッケン・オープン・エア2016
関連音楽
長きにわたりジャーマン・メタル・シーンを牽引しているガンマ・レイのカイ・ハンセンが初のソロ・アルバム『X X X』をリリース! ハロウィンのメンバーとしてデビューを果たしてから30年!アルバム・タイトルが示す通り、カイが30年に亘って積み上げた ヘヴィ・メタル愛をこの1枚に凝縮した30周年アニヴァーサリー・アルバム!これぞカイ流のピュア・メタル! 1985年にハロウィンのヴォーカル兼ギタリストとしてミニ・アルバム『ハロウィン』でデビューを果たしたカイ・ハンセン。 専任シンガーのマイケル・キスクを迎えてリリースした2ndアルバムの『守護神伝 - 第一章』(1987年)と3rdアルバムの 『守護神伝 - 第二章』(1988年)がヨーロッパや日本で高く評価され、一躍人気バンドへと躍り出た彼らだが、これらの作品で、 「アイム・アライヴ」や「フューチャー・ワールド」、「アイ・ウォント・アウト」といった名曲を残したカイも 一目置かれた存在となる。 そうした中、1989年にハロウィンを脱退したカイは、新たに元タイラン・ペースのラルフ・シーパース(vo)らと新バンド、 ガンマ・レイを結成する。デビュー・アルバム『ヘディング・フォー・トゥモロウ』(1990年)で、ハロウィン的なメロディック ・スピード・メタルにクイーンからの影響を取り入れるなど、独自のスタイルを提示すると、ラルフが脱退し、 カイがヴォーカルも兼任するスタイルになった4thアルバムの『ランド・オブ・ザ・フリー』(1995年)、続く5thの『サムホエア・アウト・イン・スペース』(1997年)ではよりドラマティックになったスタイルを展開。カイはコンポーザー、ギタリストとしての圧倒的 な才能を披露し、その人気を決定的なものとする。 その後、バンドは正統派のヘヴィ・メタル色を強めた力作を次々とリリースする一方で、カイは1997年にハロウィンの 前身バンドのアイアン・フィストのメンバーだったピート・シールク率いるアイアン・セイヴァーへの参加(2001年に脱退)。 さらに2011年にはマイケル・キスクが立ち上げたユニソックへ加入するなど、30年に亘ってジャーマン・メタル・シーンで活躍し続けている。 そんなカイが今回、初となるソロ・アルバム『X X X』を完成させた。ヘヴン・シャル・バーンのギタリストのアレックス・ディエッツがベース、 ガンマ・レイのアルバムで共同プロデュースやエンジニアを務めていたエイク・フリースがギター、カーカスのダニエル・ウィルディングがドラムで 参加したこのアルバムは、ガンマ・レイよりはストレートなヘヴィ・メタルが特徴になっており、王道を追求しつつ、アグレッシヴに攻めたような 楽曲が並ぶ。30年のキャリアを誇るカイならではのメタル魂に溢れた作品がここに完成した。 <メンバー> カイ・ハンセン(ヴォーカル) アレックス・ディーツ(ベース) アイク・フリーズ(ギター) ダニエル・ワイルディング(ドラムス) 2016/09/16 発売